Trash──ヤマケン美少女モツ煮込み | 百済ん観音堂

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たまには140文字以上の文章を読んだり書いたりしないと馬鹿になりそうなので、ボケ防止の観点からどうでもいい日記を書き綴っております。

ヤマケン先生といえばかれこれ10年以上前に
なるだろうか、当時購読していたエロマンガ雑誌で
見かけてシャープな描線とかツリ目の凶悪美少女
とかがモロにツボだったので単行本とかも探して
買うようになってた。

まあ一番好きなのは一般に進出してからの
『カオシックルーン』だったんだけど、
お兄ちゃん大好き体操ー!
いっちにぃさんしっおにいちゃんだいすきっ!

しかし数年前に目の病気で作家生命がヤバい
って話が出てきて大丈夫なんかと思ってたら
漫画原作者として再起してたんですね本当すごい

というわけできょうよんだまんが『Trash』
原作・山本賢治、作画・D.P
掲載誌がヤングチャンピオン烈、ってだから
そんな書店でもコンビニでも発見しづらい
とこで描かれたら気づかないよ!

で、どんなお話かっていうと凸凹コンビな
美少女殺し屋二人が美少女ヤクザ組長に
飼われてて、悪い奴らをブッタ斬ったり
悪くない人が巻き込まれてブッタ斬られたり
なんていうか安定のヤマケン平常運転。

主人公は可愛いし敵キャラも可愛い、でも
四肢はぽんぽん斬り飛ばされるし首も飛ぶし
臓物ははみ出すし脳みそは飛び散る。
血飛沫はもちろん精液も往々にして飛ぶ。



タイトルの通りクズみたいな悪党やキチガイ
ばっかり出てきて敵も味方もばんばん死ぬ、



悪い娘は死ぬし良い娘もたいてい死ぬ
人を選ぶマンガやねw



巻数が進むにつれて新しく出てくる敵の殺し屋の
キチガイっぷりが加速していきますます楽しい。
ちなみに画像は個人的に好きな敵キャラ3選。

最新刊で明かされた主人公の酷すぎる過去設定も
素晴らしい。いちおうコンビニ置き雑誌なのに
セックスバイオレンス臓物だばあ、攻めてるなあ
ヤンチャン烈、マイナー誌ならではの気概と
いうか単なる秋田書店の平常運転というか。

しかしこんなにグロくて非道い話ばっかり書いてる
ヤマケン先生なのに最近のお気に入りはプリパラと
マイリトルポニーだという、最新6巻のあとがき
コメントでも語尾がぷりになってるぷりよ!
あと3巻だったかの着ぐるみパジャマパーティーは
どう見てもプリティーリズム25話のオマージュだし
(但し参加している女子高生は全員死ぬ)でもそんなの
気づく読者は地球上に何人いるんだって心配になる。

とまあ妙な所で親近感がわいたり。
最近は本人のツイッターとか見てると目の症状も
快方に向かってるようなので無理しないで頑張って
もらえたらなあと。
いつかまた直筆の漫画作品も読みたいし。

そういや作画担当の先生、かなり頑張ってヤマケン
テイストなデザインやゴアな世界を再現してくれて
るんですが、以前に描いてる作品を調べるとめっちゃ
可愛い系のほのぼのした作品を描いてて吹く。

グロとかリョナとか大丈夫な人限定でオススメしたい
つうかもっと売れて深夜アニメにな~れ