2027年セ・リーグ順位予想
1位 横浜DeNAベイスターズ
2位 中日ドラゴンズ
3位 阪神タイガース
4位 東京ヤクルトスワローズ
5位 読売ジャイアンツ
6位 広島東洋カープ
1位 横浜DeNAベイスターズ
今シーズンは前年まで在籍していた助っ人がすべて抜け、開幕から苦戦が続いた。借金は最大15まで膨らんだが、シーズン途中にエンカーナシオンを獲得すると状況が一変した。
最後の2試合ではジャイアンツとタイガースに連勝してAクラス入り。CSでは6連勝を飾り、日本シリーズまで進んだ。
これほど見事に立て直したチームを、優勝候補から外す理由は見当たらない。
主力の流出さえなければ、来シーズンは独走しても不思議ではない。
何しろ、借金15から日本シリーズまで進んだチームである。戦力の流出がなければ、どこまで勝つのか見当もつかない。
2位 中日ドラゴンズ
元々、投手を中心に実力のある選手が揃っている。そこへ、優勝請負人と呼ばれる工藤公康が監督に就任した。
実績も経験も申し分ない。来シーズンのドラゴンズは、相当に手強い存在になるだろう。
もっとも、監督の名前で勝てるなら、ジャイアンツの優勝はすでに決まっている。
残念ながら、プロ野球はそれほど親切にはできていない。
工藤が選手の能力をどこまで引き出せるか。
選手がどこまで学び、活かせるか。
ベイスターズの独走を阻止するとすれば、このチームではないか。
3位 阪神タイガース
連覇中のチームを3位に予想するのだから、異論もあるだろう。
しかし、岡田が築いたチームを藤川が完全に破壊してしまった。これほど見事な解体工事も珍しい。
そこへ佐藤輝明の海外移籍である。
森下に相手のマークが集中するのは避けられず、得点力不足に悩まされるシーズンとなるだろう。
連覇したチームが、なぜこれほど苦しい状況に追い込まれるのか。
強いチームを作るには何年もかかるが、壊すのは案外簡単らしい。
4位 東京ヤクルトスワローズ
オスナとサンタナも、かつての力はない。
それでも、このチームには若いパワーがある。
具体的に誰が活躍するのかと聞かれると、困ってしまう。正直なところ、名前すら思い浮かばない。
しかし、知らない選手が活躍してはいけないという規則はない。
来シーズンは、きっと誰かが出てくるだろう。
5位 読売ジャイアンツ
松井秀喜が監督に就任した。
これでジャイアンツも安泰である。
何しろ、監督の名前だけなら12球団でも屈指の豪華さだ。選手の実力については、あまり細かいことを言わない方がいいだろう。
今シーズンはタイガースが失速した。それでも追いつくことさえできなかったのだから、現在の実力は明らかである。
ところが、松井が監督になれば優勝できるという期待が高まっている。
大したものだ。監督が代わっただけで、これまで伸び悩んできた若手が一斉に覚醒するらしい。
松井も大変な仕事を引き受けたものである。
もっとも、どれほど優れた監督でも、選手に代わって打席に立つことはできない。松井自身が現役復帰するというのなら、話は別だが。
来シーズンは5位と予想する。
球界を代表するスターを監督に迎えたのだから、順位などという些細なことにこだわる必要もないだろう。
6位 広島東洋カープ
今シーズン、カープは野球以外のところで随分と世間を騒がせた。
「ゾンビたばこ」を巡る一連の問題で、球団は小園海斗、矢野雅哉、前川誠太、田村俊介との来季契約を見送った。
薬物使用が確認されたわけではなく、事件を巡る疑惑と選手個人の責任は区別しなければならない。
しかし、主力を含む4人を失ったという戦力上の現実は変わらない。
これでは来シーズンの優勝を予想する方が難しい。
プロ野球は何が起こるか分からないとはいうが、まさか順位予想をするにあたって、野球以外の問題まで考慮しなければならないとは思わなかった。
まずは安心して野球の話ができる球団に戻っていただきたい。
さて、2027年の読売である。
松井秀喜という、これ以上ないほど華やかな監督を迎えた。球団にとっても、ファンにとっても、実に喜ばしいことである。
しかし、冷静に考えてみれば、監督が代わっただけで戦力不足が解消するわけではない。
若手が伸び悩み、松井にとってもほろ苦いスタートになると予想する。
それでも、読売ファンの皆様には希望を持ち続けていただきたい。
何しろ、シーズンが始まるまでは、どの球団にも優勝の可能性がある。
読売が最も輝く季節は、案外、開幕前なのかもしれない。