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落書き短大生、号泣で謝罪

イタリア・フィレンツェの大聖堂に岐阜県の女子短大生が落書きをした問題で、

大学の学長と学生らが9日、イタリアを訪れ、関係者に謝罪した。
大聖堂の館長は、泣きじゃくる学生を抱擁し、

「そんなに心配しなくていいのよ。かわいそうに」、

「お願いだから笑顔を見せて。この部屋を出る前に」と優しい言葉をかけた。
岐阜市立女子短期大学の学生は9日、イタリア・フィレンツェの大聖堂に、

学長らとともに、自費で謝罪に訪れた。
6人を代表し、修復費として、

1人100ユーロ、あわせて600ユーロ(およそ10万円)を大聖堂側に手渡した。
館長は

この礼儀正しさは称賛すべきです。

この機会に世界遺産であることがいま一度、確認されました」と語った。
大聖堂の展望台は、女子学生が書いた落書きのほかにも、

多くの落書きで埋めつくされている。
日本人旅行者は

「落書きいっぱいですよね」、

「こんなに多いと思わなかったです」などと話した。
日本語のほかにも英語、ハングル、イタリア語の落書きもある。

イタリア国内では、

「日本の落書き騒動にことを荒立てすぎだ」

との指摘もあったが、

イタリア人記者からは

「彼女の方がイタリア人よりも、芸術への愛が大きいということがわかったわ」

という声が聞かれた。
学校側の謝罪を寛大に受け止めた大聖堂。
さらに、岐阜市と姉妹都市関係にあるフィレンツェ市は、

女子学生らを平和大使に任命した。
岐阜市立女子短期大学の学長は

「ありがたい。感謝でいっぱいです」と語った。


市役所はこの後、

「岐阜とフィレンツェは姉妹都市の関係にあり、これでこの事件は終わりにしたい。

 事件は関係をむしろ深めた。」

と声明を発表。

ミトラーノ館長も

「謝罪を正式に受け入れた」


大聖堂側は、産業大学や常盤大高校の件についても

補修費は請求しない事を既に決めている。