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戦前に、朝鮮人差別について反対した日本人

平壌日日新聞記者に中西伊之助という人がいた。
左翼、共産主義者?らしい。

しかし、彼は

併合後の韓国で労働者虐待を暴露して投獄されたり、
日本の韓国併合を批判的に描いた小説
『赭土に芽ぐむもの』 1922年
を執筆して、日本社会に衝撃を与えベストセラーにしたらしい。

彼は関東大震災の直後、朝鮮_人虐殺に抗議して、
雑誌に下記のような記事を載せているという。
(当時は日本の支配に対する韓国人の抵抗が激しかった

不穏な時代という背景があるらしい。)

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『婦人公論』大正12年(1923年) 11、12月合併号
「朝鮮_人のために辯ず」 要旨

「朝鮮_人と雖も人間」である。
「朝鮮民族を聖人の集団である」とは考えないが、
「日本人の中にも彼等に劣らぬ不義不倫の行動」をするものがある。
「朝鮮_人なるが故に不正不義を行なうものである
という観念を懐くこと」は
「決して正しいものではない」。
「日本人の頭脳から、全く古来の光輝ある朝鮮の歴史を抹殺し」
「朝鮮民族を飽くまで弱小なしかも無智蒙昧の劣等民族と見做す」
「知識、感情の錯誤」は「明治初年の征韓論」からはじまり、
 日清、日露の戦役、明治43年朝鮮併合に至る
「この近代的歴史の事実が生み出した不幸であると云っても、 決して誤らない」。
「朝鮮及朝鮮_人に対する、日本人の近代的知識は、
私から見れば、絶無と云ってもいいものであり」
「知識の普及が全く缺如している」。
「朝鮮及朝鮮民族に関する理解と知識を、日本民族に求めなくて、
何事ができるのでしょうか。」
「朝鮮民族は平和の民であり」「決して侵略の民族で」ではない。
「幾頁かの戦の歴史」があるとするなら、
「それは侵略者に対する防衛のための戦」であった。
「朝鮮は、芸術の國」であり、「形勝の國土」である。
「朝鮮_人は、親しみ易く、相愛し易い民族であり」、
「ものなつかしい心情の持主であり」、
「わけても婦人や子供の可憐な民族」である。
「愛すべき同胞として信ずべき朋友民族として、
あの美しい半島の人々を、
親切な心持をもって理解してもらいたいのです。
缺点はお互いに救い合うことにして、
長所と美点と、光明の方面に眼を瞠いてもらいたいのです。」
「脳底から、黒き幻影としての朝鮮_人をとり去って下さい。」
「日鮮問題は、そこから雪のように解けて行きます。」