日本はもともと男女混浴
江戸の銭湯は[入り込み湯(irikomiyu)」といわれ、
当初より男女混浴です。
これは、江戸未期まで続きました。
採光も何もなく、ざくろ口の中は暗く、
風紀を乱すものも少なくなかったのでしょう、
何度か禁止令が出されます。
しかし、実際はなかなか改まらず
天保の改革(1841~43)の際、厳しく取り締まりが行なわれました。
その結果、
浴槽の中央に仕切りを取り付けたり、
男女の入浴日時を分けたり、
また男湯だけ、女湯だけという銭湯も現われました。
時代は移って明治の世。
明治政府は、幕府以来の旧弊として、
男女入り込み湯はとくに厳しく禁止しました。
守らぬ業者は営業停止処分にしたり、たぴたび通達を出します。
しかし、長年の風習はそう簡単には改まりません。
実際に混浴がなくなるのは、
明治23年(1890)の、
子どもでも7歳以上の混浴は禁止という法令が出されて以降のことです。
みなさんの地域は?
