例えば居酒屋さんのチラシの打合せの場合、
「地元産の焼酎、自家製唐揚げ、市場から直送のお刺身、おでん、ビール、、、何でもオススメなんです!」というような内容をよくお聞きします。

そんな時は「勿論、どれも美味しい事は分かります。でも、チラシの効果を出すためには敢えてオススメは絞りましょう!」となるべく提案します。

「どれも美味しい!」よりも「⚫️⚫️を食べたかったらココ!」のほうが人の記憶に残りやすいのは確かです。まだチラシなどの媒体を使ってお店さんの代名詞を作っていく、ある意味ブランド戦略の基本みたいな事も行うことも重要です。

色々なお店さんが増えて差別化が難しくなった昨今では「一点突破」が現状を変えるキーワードになるのではないかと思っています!


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チラシのお仕事でよく整体院の先生と打合せをします。数年前に比べて商圏内にもライバル店が増えた事もあり、チラシの効果も以前のような爆発力もなくなってきているとの事、、、

少し前ならば「腰痛」を改善させる専門院という点を訴求ポイントにして、内容を特化させた表現で効果を取り戻す事もしていましたが、それもマンネリ気味。

そこで、考えたのがターゲット層の再設定

整体=体の姿勢を正す事で元の健康体を取り戻す
この価値に反応してくれるのはどんな方たちなのか?

産後のママさん、体を使うお仕事の方、受験生、シルバー世代の皆様、、、、

色々考えたおかげでチラシのバリエーションも増えました。
どの方たちに向けたチラシが一番効果が良かったか?
また報告致します!

少し前に来日したフランスの経済学者トマ・ピケティが今、話題ですね。本が売れない昨今で5000円以上する同氏の本がポンポン売れるのは痛快としか言いようがありません。

そのトマ・ピケティの主張で気になりましたのが、

「日本でも格差が広がっていると言われているが、所得の高い方が伸びているのではなく所得の低い方がふえている(所得が伸びていない)点に注目すべき」という点です。

格差が広がっていると言われると所得の高い方(お金持ちの方)にばかり注目してしまいがちですが、日本においては本質は別の所にあったということ。
この主張が正しいかどうかはともかく、、、

私たちも毎日の生活で先入観が先に来てしまい、本当の姿を見失っていないか?ということを改めて考えさせられました。

この場合の先入観とは「格差が広がっている=お金持ちが増えている」ということであり、
見るべき本質とは「格差が広がっている=お金を持っていない人が増えている」ということだと思います。

私たちも普段広告の仕事をさせて頂いておりまして、この先入観という物が時として邪魔になってしまう瞬間があります。先入観を取り外し新しい価値を伝えられる広告はとても素敵ですし、結果としてクライアントの満足も得られるのではないかと思います。