(2016.07.18 NAVERまとめ)
こちらの記事に、様々な「士業」の低収入化について、まとめられています。
記事執筆時時点で、282人がお気に入りに登録し、48万9,664 view もされており、注目されている まとめ のようです。
弁理士については、合格者が増加し過ぎという理由が挙げられています。
その他、IT化の波による影響があるということも記載されています。
今後は「営業力」が重要になってくる、ということです。
確かに、既に多くのお客様とのお付き合いがある、歴史の長い事務所はさておき、今後、新規に資格をとって独立する、という場合には、営業力は当然必要なスキルになってくるでしょう。今や、どんな士業も、黙っていてお仕事が入ってくる程、甘くはありません。
合格者の増加や、IT化の波というのは、低収入化の理由としては正しいのかもしれませんが、悲観するものではないと思います。
そもそも、代理業は、お客様のためにやっていること。様々な料金体系・サービス内容の弁理士が増えるのは、むしろお客様の選択肢が増えることになり、喜ばしいことだと思います。その競争に耐えられない事務所は、淘汰されるだけです。
また、IT化により、仕事を奪われた部分も確かにあると思います。しかし、オンラインにより電子出願や発送書類受理ができたり、フォームから簡単に見積もりを作成できたり、チャットや掲示板などにより、気軽な相談の場を提供できるなど、IT化による恩恵の方が、はるかに大きいと思います。仕事も相当早くこなせることができるようになったのではないでしょうか。
IT化やAI化の流れは、決して止められるものではありません。それならば、ただ悲観して傍観しているのではなく、それをどう利用・活用すべきか、面倒くさがらずに、脳みそに汗かいて考えてみるべきでしょう。
成功している人に、努力していない人なんていないと思います(本人が「努力」と認識していない場合はあると思いますが笑)。
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