“くまモン生みの親”が語る、日本企業のデザインがブランド化しない理由
(2016.07.05 週プレNEWS)
くまモンの生みの親である水野さんが語る、ブランディングについてのニュースです。
確かに、日本の企業のロゴは、会社名全体がやや装飾されている程度にとどまるか、会社名の頭文字をロゴにするものが多いです。
会社名の頭文字とは無関係の、理念や信念を表した図形を採用している企業は多くなく、ましてや、その図形のみでどこの企業か分かる、というものは少ないかもしれません。
記事にもありますが、自動車メーカーでいえば、TOYOTAやHONDA、スズキ、ダイハツ、日野など、これらのロゴは、全て頭文字をデザインしたものです。
一方、海外自動車メーカーは、記事にもあるベンツやプジョー、シボレー(金色の太十字)、
フェラーリ(馬)、ジャガー(ジャガー)、ルノー(縦長のひし形)、アウディ(4つの横並びの円)など、会社名の頭文字とは無関係の図形をロゴにするところが多いよう。
もちろん、頭文字をデザインしたロゴを採用するメーカーが、必ずしもデザイン意識が低いというわけではありません。
しかし、日本と海外のメーカーで、これだけの違いが一つの傾向として現れると、日本企業のロゴに対するデザイン意識の高さに、やや疑問が生じるということは言えるのかもしれません。
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