自動運転車で走行中に、ドライバーが居眠りをしている動画が、ちょっとした話題になっています。
Tesla Model S driver caught sleeping at the wheel while on Autopilot - Electrek (2016.05.23)
もちろん、この動画が話題になったり、再生回数が増えているのは、自動運転の技術が発展途上にある中で、危険な行為だから。
しかし、将来的には、居眠りしていても、目的地にたどり着けるようになってほしいものです。
自動運転は、下記4つのレベルに分けることができます。
安全運転支援システム
レベル1:加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態
準自動走行システム
レベル2:加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態
レベル3:加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態
完全自動走行システム
レベル4:加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態
レベル1は、既に多くの車に導入されており、前方の車に近づき過ぎると、自動的に停止する、自動ブレーキサポートシステムなどがこれにあたります。
日本が2020年代までに目指しているのが、レベル3やレベル4です。
現在、日本においても、高齢者ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えたり、持病のある方が意識不明になって、歩道に突っ込んでしまうなどの痛ましい事件が起こっています。
すぐにレベル3やレベル4の自動運転を達成するのは難しいにしても、急発進を抑制するシステムや、前方の障害物や人を感知したときに自動的に減速あるいは停止するシステムについては、早期に多くの車に導入されるべきだと思います。
そして、いつの日か、ドライバーが居眠りをしていても、動画に撮られることのないような時代が来るといいですね。
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