いよいよ中国のプラットフォーム、アリババでも偽物の販売を本格的に取り締まる方針になったようです。
中国ではスマホの初期アプリが非常に充実しており、ネットで買い物することもごく一般的になってきています。
それだけに、本物の商品だけを取りそろえる、信頼のおけるプラットフォームがこれからは生き残っていくことになるでしょう。
なお、日本においても、たとえその偽物商品の販売者でなくても、一定期間、その状態を知りながら放置している場合、プラットフォームが責任を問われることになっています。
(平成24年2月14日知財高裁判決:
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/999/081999_hanrei.pdf)。
これは、需要者側からしても、誤って偽物を買ってしまったプラットフォームは二度と使用したくないだろうし、そのような事態を放置したプラットフォーム側も責任を負うべきであると考えられる一方、プラットフォーム側が、その状態を把握してから一定期間の猶予が与えられている(プラットフォーム側に商標権侵害の可能性のある膨大な数の商品のチェックをしなければならないという過度の負担がない)という点で、とてもいい判決だと思います。
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