特許庁ステータスレポート2016が公開されました。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/status2016.htm
特許出願の件数は、2006年以降、年々減少傾向にあるようです。
一方、商標の出願件数は2015年に18.4%も増加し、147,283件になりました。
レポートでは、特に増加の原因などについては、触れられていません。
私が個人的に推測するに、2015年は、あの東京五輪(オリンピック)エンブレム問題が生じ、多少なりとも、商標についての関心も高まったのではないかと思います。
また、こちらの記事 でも既にお伝えした通り、今年の4月以降に納付する登録料には、引き下げられた新料金が適用されます。
そして、出願から登録までには、通常約半年程度、登録査定が出てからの登録料の納付期限も30日あります。
したがって、2015年の年末ごろの出願は、今までよりも安く登録できることとなりますので、それも出願件数の増加につながったのだと思います。
2016年も引き続き、増加するのではないでしょうか。
商標法は先願主義を採用しています。
この機会に、ぜひ商標登録を検討してみてはいかがでしょうか。
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