こんにちは!

放課後等デイサービスAPOLLO忠隈第二教室 廣畑です!

 

先日、忠隈第二教室では昼食づくりとしてジャーマンポテトをみんなで作りました爆  笑

メインの材料はジャガイモと玉ねぎ、厚めのベーコン!

どの具材もその切り方はバラバラ…果たしてお子様達はしっかり切りそろえることができるでしょうかニヤリ

 





それでは、お子様達の材料の扱い方や道具の使い方に注目してみます。例えばジャガイモの皮をピーラーで剥く時、しっかり全体を手で覆うように掴む子と指先だけで持っている子がいました。また、ジャガイモを切る時、真ん中からキレイに切れた子がその半分を更に切ろうとする際に…おや?せっかく先ほどの断面を下にすれば置きやすいのに凸凹した面を下に切ろうとしてるぞびっくり他の子は…おっと、猫の手に意識が向きすぎて包丁があらぬ方向を向いてて危ないガーン

といった具合に、お子様それぞれの得意不得意、癖、意識の向き方などなどの特徴が見えてきますね。ではここで、材料の扱い方や道具の使い方が上手くできている子とできていない子の差は何でしょうか?年齢?手先の器用さ?頭の良さ?…もちろんそれらの要素もあるでしょうが、大きな差は「これまでにどれだけ料理をしてきたか」ではないでしょうか?

 




材料を切るという当たり前の調理の工程ですが、その中身をよくよく見てみると皮をむいたり芽を取ったり、種類や大きさを考えて材料の持ち方や置き方、包丁での切り方を変えてみたり…やるべきことやその方法は意外と細かいものです。さらに言えばその形で持ちやすさ、置いた際の安定感、包丁の入りやすさや滑りやすさなども違うのですからもう大変プンプン

今、自分で料理を上手く作れるという人たちは、実のところそういった大変な部分を何度も経験することでどうすればうまくできるのかという方法を学び、コツを掴み、自分のスキルとして定着させていったはずですキラキラ

 

また、今回は材料と切り方に注目してみましたが、これを身体の使い方として着目するなら、材料を切る練習は指先へ指令を出す脳神経を鍛えるトレーニングであり、材料を安定して持ったり置いたりできる方法を知るということは物の最適な扱い方に気づくためのトレーニングであるもと言えるわけです。そしてそれらのトレーニングを積み、自分の得意を増やしていくことは、自分の行動への自信にも繋がります。つまるところ、お子様達が得意を増やす・自信をつけるためのトレーニングの場所はどこにでも転がっているという話でもあるのです。

何でも何度でも経験してもらえる…改めてそんな教室を目指したいと思う教室スタッフなのでしたニヤリ