300gならばいい絵が描けるっていうわけじゃない(w | 意識在るが故

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世界一嫌いなヤツが自分だと気がついて3年。未だに好きにまでは行ってない。
だけど、試行錯誤している自分は嫌いじゃなくなってきたよ。

先日ここで書いたんだけど


今使ってる紙がイマイチ薄くて、水をたっぷり使うとベコベコになっちゃうんだ。


水張りするにも、たかがA4くらいの画用紙なんで


そこまで手間をかけたくないんだよね。




ってことで、隣の市までちょっとお買い物に行ってきた。


昔から名前は知っていたんだけど、一度も行ったことが無い文房具店。


画材を扱っているお店がどんどん減ってきて


ウチの市に欲しい用紙を売っているお店がなくなっちゃったんだよね。


で、隣の市へと出かけていったんだよね。



もし、お目当てのホワイトワトソンの300gが無かったら、


ほかの300gの用紙を買ってこようって思ってた。


水彩画用紙の秤量?1平方メートルあたりの重さって300gってのが標準的なんだ。


もうちょっと高くてもまぁいいかって思ってた。



着いてみて、品のよさそうなオカミサン?に聞いてみる。


あったと思うと言いながら2階へついて行く。


四六判を2枚。たった2枚だけど、これを切ればいつも使う大きさが32枚になっちゃう。


1枚700円弱だったよ。



オカミさんにほかにどんな水彩紙を在庫しているか聞いてみた。


ワットマン、ウォータフォード、アルシュ・・・


アルシュ!


アルシュって聞くと、なんか違う世界の事みたいだ。


たぶん、世界で一番使われている高級!水彩紙なんだよね。


今日買った四六判の半分くらいの大きさで1枚1500円くらいかな?


価格にして4倍以上!


いつも使ってる大きさだと、190gのホワイトワトソンなら25円くらい


今日買った300gで40円くらい。


それがアルシュだと180円!




え?


よく考えると、けっこう手が出そうな値段だなぁ・・・


やっぱり、アルシュを使う人は、ずっとアルシュを使ってるっていう話だった。


美術の先生が生徒にアルシュを使わせてるっていうことも聞いた。


うーん・・・やっぱりアルシュなのかなぁ?



いやいや、そんな事やってると絵具も変えたくなっちゃうぞ!


今使ってるホルベインの透明水彩なら1本200円前後が多い。


絶対的な品質のシュミンケのホラダムとかだと10倍の2000円くらいばっかりだもんね!


30色セットだと5万位するんじゃないの?




とりあえず今のままやって行こうっと・・・





さっそく300gの感じを確かめたくて描き始めてみたよ。


ネットで見つけたいくつかの画像を勝手に脳内で合成した風景なんだ。


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イタリアのナポリの裏通り。


そこにフィアットの新500が駐停まってる。


今の新新のヤツじゃなくて、新ね(w




やっぱり水を含めば伸るんだけど、伸び方が少ないし、


波も大きくて、描きにくくはないよ。


しばらくこれで行けそうだなぁ。