前回の続きです。
たっくさんのうつわの中から、何とか厳選したうつわを購入し外へ。
少し離れた作業所みたいなところで、窯の人達がお客さんの入りを見てたりして、
その中に尚之さんっぽい人が!!
作業所の方へ向かうと、奥の敷地にもうつわが並べてあるしー。
ここも正規品。
もうこれカップばかりになってますが、奥に写ってるスリップの丼にかなり魅かれた~(><;)
しかし、うちには馬場さんの丼やマカイもあるし…とあきらめて置いたら、こちらのお嬢さんがすかさずカゴへ入れてた。笑
このお嬢さんの選んでいらっしゃる物もとてもよくて、「いいの選んでますね~。」
と思わず話しかけそうになった(;´▽`A``
で、作業所の中にも、
和室があり、水差しや花器がたくさん。
写真が暗いんですが、かなりでかい大皿のスリップも!!
迫力あります\(゜□゜)/
お父さまの泰秋さんの花器もきれいだな~。
怖くってお値段見れなかったけど、一体おいくら万円するんだろう…(((゜д゜;)))
ちょうどこの辺りを見学してると、ツナギを着た尚之さんが!
思い切って話かけてみると、気さくに対応して下さいました。
去年の工藝風向さんの個展がよかったこと、
そのとき購入したうつわがかなり使いやすくてお気に入りなこと、
少しの時間でしたが直接ご本人にお話できて嬉しかった。
また今年も工藝風向さんで個展される予定だそうで楽しみだ~(´0ノ`*)
ここから作品が生まれてるのか~と思うとしみじみ。
許可をもらって写真を撮ってたら、おじいちゃんが「外に窯があるよー。」と窯を見せてくれました。
なんか箱がメインのように写ってるけど、登り窯が!!
この中にうつわが入ってるのか~、すごいーー!!と興奮してたら、
おじいちゃんが時計を見て、
「あと10分で窯出しするよ~。」と教えてくれた。
ここで某うつわ部長からのLINEに気付き返信。
わらわらと人が集まってきて、某うつわ部長ともお久しぶりに再会♪
みんなで窯を囲むようにして初窯出しの瞬間を収めようと、携帯やカメラを片手にスタンバってるのを見て、尚之さんが「なんか記者会見みたい」と言ってたw
時間が来たところで前に出て挨拶してたのが、
さっきの親切なおじいちゃんと思っていた人…つまり、お父様の井上泰秋さんだった(ノ´▽`)ノ
おじいちゃん…じゃなかった、泰秋さんがとじられた窯の入り口を壊して開けていきます。
余談ですが、熊本のテレビ局の方が来てて、私が大物のうつわで悩んでたときに、
「ちょっと撮らせてもらいますんで、自然にうつわ見ててください~。」
とか言われ、
それどころではなく、すんごく真剣に選んでた様子は放送されたのかな(・∀・)?
丁寧にいろいろ説明して下さる泰秋さん。
周りの方もちょこちょこ質問したりして、和やかな窯出し。
前にいたギャラリーのマダムが、「先生、孫の美術の教科書に載っとったですね!(載ってましたねの意味)かっこよかった~」と声をかけられると、嬉しそうに冗談を言ったりされてました( ´艸`)
出てきたてのうつわたち♥
さわるとまだ温かさが残っていて、みんなびっくり。
お会計はもう済ませてたけど、やっぱり見たら欲しくなって追加で買っちゃった。
(ちなみにこれも正規品と同じ価格。)
買う前に裏を研いでくれました。
この窯出しすぐのお皿だけ、うちに帰ってもずっと〝チッ、チッ〟っていう小さな音がしてた。
もしかしてこれが貫入の音なのかな?
作業所の外には、
こんなのも~。
これって洗面台だよね。
スリップの洗面台もネットで見たけど、すばらしかったな。
いつか私にも、スリップの洗面台で顔を洗える日がくるのか…。
そうこうしてる間に、タイムリミットが~泣。
後ろ髪ひかれつつも、ふもと窯を後にしたのでした。
私もお茶コーナーで一息つきたかった(/_;)/~~
でも、ほんとにほんとに行けてよかった!!
興味ある方はふもと窯にぜひぜひ行ってみて下さい。
悪口書いたけど(笑)、仕事忙しいのに休み合わせて連れて行ってくれた相方さん、
どうもありがとう~≧(´▽`)≦
んで、本当は次記事で書こうと思いましたが、間に合わなさそうなのでこちらで。
初窯出し行けなかった方へ朗報!
今週末の3月7日・8日の土日で、《陶器・梅まつり》が開催されるそうです。
場所は玉名郡南関にある古小代の里公園で、ふもと窯はもちろん、瑞穂窯・ちひろ窯・まゆみ窯などの小代焼きの窯元さんが参加されるようです。
これまた情報がなく、訳あり品などが並ぶのかなどは不明なので、
もし行ける人がいたら、
ぜひ記事を書いてーーー!!(←切実)