今日は 茶色のポロシャツで仕事をしたけど
肩越しに一瞬目が合った。
「!?」
まるい茶色い目
もう一度ふり向いて今度は全体を見てみた。
まるい茶色い目が私を見て
「みた?」と言った。
私「・・・・・・・・・・・。」
私は体をカチンコチンにして
同僚を呼んだ。
「ね・・・・ね・・・私の腕にとまってるのは・・・・・・」
同僚
「う・・・・・・・・」
「だずげで~~~~~ぇ~~」
同僚もきっと困ったことだろうけど たまたま軍手をはいていたので
「大丈夫 そっちに行くと思うけど我慢するんだよ。」と言った。
「う・・・・・・・」
ピン と同僚が指ではじいた。
「ギャ~~~」固い音がして 私の目の前をかすめて
天井向けて旅立って行ったのは
ものすごい大きな 蛾 だった。
夏になると私の仕事で使う荷物のロッカーの中に 大量の蛾が入るんだよね。
荷物が夜入るから そんとき多分真暗で光当てて荷物搬入するから
奴ら喜んでそのロッカーに入ってくるんだと思うんだよ~~~
んでもって今朝もきっと
今日はいないな~ってフェイントかけながら私の腕に静かにとまったんだなアイツ・・・・・
気絶しそうになったけど
同僚に感謝して・・・・・・でも忘れられないあの 丸い茶色いつぶらな瞳
あんな至近距離で 虫と目が合うなんて・・・・怖すぎる・・・・・・。