それでも・・・・愛着のあるもの・・・・
完全に伸びきったパジャマのズボン
少し歩くとさがってきて ニ階の親に食事を運ぶとき
お盆を持って階段を上がる時
半分落ちかけているズボンと戦うのが好きだった。
下がらないように階段を登るコツも自分なりに見出した。
料理を持って 食卓にたどり着く前に
足元におちて
家族が爆笑するのが好きだった。
洗濯して洗濯して
もうリアルにおおきくなったズボンのウエスト周りに
捨てるか
と思いながら 乾くとまた吸い寄せられるように足を入れてしまう
捨てられない愛着のあるもの
夫に
「もう勘弁してやれや」と言われても この着慣れた感が好きなんだと言って
捨てられなかったけど
このたびとうとう・・・・・捨てました・・・・・
抱しめて頬ずりをして キスをして
ゴミの袋に入れた・・・・・
「さようならお世話になりましたね」
サヨナラ・・・・ゴム無のズボン・・・・
お疲れ様でした・・・・・。
と言いながら
また拾おうとしてる自分発見・・・・・(ダメダメ・・・・)
心を鬼にして前を向いて・・・・・・そこからまた私の一歩が始まるのだから・・・・・