初めてノック式の万年筆を買いました。プラチナのキュリダスという商品です。
以前、持っている万年筆を使おうと思ったら、中のインクがカラッカラで使えなくて、次回はプラチナのインクが2年持つ「スリップシール機構」のものから選ぼうと思って、「プロシオン」「プロシオンラスター」「キュリダス」「#3766センチュリー」の4つを候補に挙げていましたが、この商品になりました。
そのときの私の記事(4品の比較)
正確には、「キュリダス」には「スリップシール機構」という表現をしていませんが、ちゃんと中にキャップがあって、そのため1年以上インクが持つらしいので、候補に入れていたものです。
第一候補は、デザイン的に「プロシオンラスター」だったのですが、今回は仕事用が目的だったので、「使いやすさ」を最優先して、この商品に決めました。
色は、「アーバングリーン」という色です。
一眼で撮影したら、もうひとつの色「アビスブルー」のようにブルーに写っているので、スマホで撮影しなおしました。この色が実物に一番近い色です。(他の写真は一眼のものがあります。)

ネットの写真やYoutubeでは、チープな感じがして、「学生用の筆記具?」って感じがしていたのですが、実物は随分質感が高いと思いました。正直、チープさは感じません。
プラスティックの質感もしっとりして、全然安っぽくないです。
万年筆のキャップには、スクリュー式といって、ネジを閉めるように回して開閉するタイプと、ボールペンのようにパッチンと閉める嵌合式があるのですが、スクリュー式とパッチン式を比べてもパッチン式が随分使いやすいので、それより使いやすいノック式を選んでみましたが、とっても楽です。
ノックするときのストロークが随分長いので、少々使い勝手には不安がありましたが、まったく気になりませんでした。
むしろ、キャップを外す必要のない便利さの方が勝っていますね。
ノック式でボールペンのような使いやすさと、万年筆の書き心地の良さ、この「いいとこ取り」が何とも気持ちいいです。

こちらはスマホで撮影。「CURIDAS」とシルバーでプリントしてあります。
いいアクセントですね!

反対側には「PLATINUM」「MADE IN JAPAN」と入っています。

ノックする部分がとっても長いです。
ボディーの中にキャップがあって、中でキャップが開いて、それからそのキャップを乗り越えてペン先(ニブ)が出て来るので、これだけ長いんですね。
でも、使っていて、長さにストレスを感じるレベルではありません。

ペン先(ニブ)はステンレス製ですが、とっても柔らかいです。
昔買った3000円のプラチナのバランスが同じステンレスのニブですが、バランスと比べると、柔らかくて書いたときの感触が滑らかです。
ペン先(ニブ)の裏側です。
白い部分がありますが、中のキャップが開くときにあそこが動きます。
下がバランス万年筆です。
バランスの方も書き味がとても気に入っているのですが、遥かに進化している感じがします。
それと、インクフローもバランスよりずっといいですね。

重さは24gなので、そんなに重たくありません。
ボディーが太いのと、先に大きなクリップが付いているので、見た目で重たそうにイメージしてしまいますが。
それから、クリップは外せるようになっていますが、私は書くときに丁度クリップを親指と人差し指で挟むように握ると、ぴったりホールドするので、クリップは外さないでそのまま使っています。

長さを比べてみました。
上からモンブラン 149、プラチナ キュリダス、プラチナバランス
モンブラン149は名前のとおり149mmですが、キュリダスは153mmなので、4mm長いですね。
「CURIDAS」とプリントしている部分は、スリーブになっていて、中に箱が入っていました。

ビニールを外して、ご対面です!
説明書、カートリッジインク1本、クリップを外す器具が入っていました。

この器具でクリップが外せるようになっています。
一緒にパイロットのインク「色彩雫」(いろしずく)を買いました。
ボディーがグリーンなので同系色の「竹林」という色にしました。
(写真ではボディーはブルーに見えますが。。。(^^;)
色はとってもいい色なのですが、普段仕事で使うにはちょっと色が薄い(淡い)ですね。
最初は「ちょっと薄いなぁ~!」と思って、インクの買い替えを考えましたが、しばらく使っていたら色も落ち着いて、私の目も慣れて来て、今は仕事でメモするのに使っています。
目が慣れて来ると、むしろこれくらいの濃さの方が目が疲れないですね。ちょっと不思議!
また、色がグリーンなので、いつも新鮮です。
本体の中の部品を全部外すとこんな感じです。
左下の黒い部分に、カートリッジやコンバーターを刺して使います。
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感想です。
今回は、目的をはっきりさせて、潔くこの商品にしましたが、いい買い物でした。
正直、ペンケースに入れたときの「プロシオン ラスター」のいいもの感に心が傾いていたのですが、最後の最後にこちらに決めました。
「見た目」や「いいもの感」などをすべて捨てて、「使いやすさ」という選択肢だけでの着地点、潔さが功を奏したと思います。
使い心地ですが・・・
普通の万年筆のような、使う前のキャップを開けるときの「さぁ~始めるぞ!感」がなく、すっと使い始められるのと、表面がしっとりしたプラスチックなので、傷を気にすることなくヘビーに使えるので、万年筆の持っている、気持ちの部分での「重たさ」みたいなものがなく使えるのがとっても楽です。
書き味ですが・・・
上でも書きましたが、ステンレスにしては柔らかく、どちらかというと、カリカリではなくヌルヌルで滑らかな書き味です。モンブランがヌルヌルで気に入っているのですが、それに近い書き味なので満足度は大きいです。
インクフローも結構潤沢でいい感じです。
ペン先はFニブ(細字)にしましたが、一般的なFよりは太い感じです。
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総評としては・・・
ボールペンのように扱って使える万年筆!
とにかくイージーに使えるので、私も常用の筆記具になりました。
今まで持っている万年筆の中で、一番よく使っています。
(使う頻度が高いということですね。)
個人的な意見ですが、この万年筆は、たとえばプレジールを最初に買って、「次何を使ってみようか?」って人より、数本使った人がこの万年筆を使った方がいいかも?と思います。
つまり、「万年筆ってこんなものなんだ!」って理解した人が使って、初めて便利さが分かる商品ではないか?と思います。まだ万年筆になじんでいない人だと、逆に物足りないかも?
万年筆独特の、キャップを開けて書き始めるあの「一種の儀式」みたいなものが味わえないので。。。
この商品は、「万年筆をもっと日常に持ち込んで使いたい!」っていう人向けの商品だと思いますし、すでに私はそんな使い方になっています。(^ ^)
そうそう、たまにやってしまうのが・・・
Youtubeの動画の人も言っていましたが、ノック式なので、ペン先(ニブ)を出したままノートの上に置きっぱなしにしてしまいます。
多分無意識でボールペンの感覚になってしまっているんですね。(^^;
ご購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。
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