
自宅の前に空き地がありまして、仕事から帰って、クロスバイクでちょっとサイクリングしようと家を出てみると、そっちの方向からビービー猫の声がします。
自転車に乗ったまま、音の方向に行ってみると、空き地の片隅にあるプレハブの倉庫の下(地面と床の間)から声がします。
舌で「チュッチュッ」と音を出してみると、その隙間からとっても小さい子猫が出て、こちらに歩いてきました。
私は抱きかかえたのですが、とても痩せて弱々しいです。どう見ても捨て猫です。
でも私は動物を飼うつもりはないし、その空き地には近くの施設のクルマが15台ほど駐車しているので、どなたかが救済してくれるかも?と子猫を降ろしてそのままサイクリングに出かけました。
帰ってきたら、「チュッチュッ」っとやっても子猫は出てこなかったので、そのまま自宅に入り子猫のことは忘れていました。
夜9時くらいに、たまたまTVで猫の番組をやっていたので、子猫のことを思い出して「ひょっとしたらまだいるのかな?」と外に探しに行きました。
(やはり気になっていたんですね!)
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倉庫のところで「チュッチュッ」と舌をならしても出てこなかったのですが、かすかに音がしたような・・・。
その空き地を歩きながらまた「チュッチュッ」とやってみると他の方向からビービー昼間と同じ音がかすかに聞こえ始めました。
音の出どころを探すと、何と空き地にたった1台になってしまったクルマの後ろのタイヤのホイールの中に子猫がいるではありませんか!
私が手を伸ばすと、子猫も私に向かって手を出して来ますが、ホイールとディスクブレーキの板の間が狭いので頭を出すことが出来ずに、手だけを私に伸ばして来ます。
私はクルマの内側から手を伸ばして、やっと子猫をすくい上げました。

こんな感じのホイールの間にいました。
写真では結構隙間がありますが、軽自動車だったので、隙間がほとんどありませんでした。
この猛暑で水も無いと絶対に死んでしまうと思いました。
また生きていたとしても、このようにクルマのホイールの中にいたりしたら、クルマの持ち主がそのまま発進したらどう考えても死んでしまいます。
私は、短期間の保護を覚悟して、里親になってくれる人を探そう!と決意致しました。(^-^)/
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家に持ち帰り、あまりに汚れていたので、シャンプーをしてあげることに。。。
たまたま、低刺激のシャンプーを持っていたので、それでしっかり洗ってあげました。
スーパーから取り合えず牛乳を買ってきてお皿に入れてあげると、とっても嬉しそうに声を出しながら飲んでくれました。(笑っちゃいました!)
次の日は、早速キャットフードを買いにスーパーに。。。
ドライタイプとウェットタイプの両方を購入!
トイレも必要なので、シートだけを取り合えず購入!
ウェットタイプは高くついてしまうので、なるべくドライに慣れさせようとドライだけをやりましたが、ものすごい食いつきで食べました。
(親戚に聞くと、ウェットタイプが気に入ってしまうとドライタイプを食べなくなるそうで)
まだ生後1ヶ月以内だと思うのですが、ドライタイプをガリガリと食べてしまいました。
よっぽどお腹がすいていたんだと思います。

最初はこんな感じで寝ていたのですが・・・

だんだん慣れてきたのか、

こんな寝方をするようになりました。
まだまだ痩せているので、「もっと食べさせないと!」と試しにウェットタイプを食べさせると、それは凄い食欲でした。
あっという間に小さいレトルトですが、ほぼ半分を一気に食べてしまいました。
そうしたら、これです!
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お腹はパンパン!そしてこの寝相です!
家の主になったような寝姿!大物です!
「もしもし、猫君、拾われてきた猫は普通はもっと謙虚に小さくなっているもんなんですがねぇ~!」
σ( ̄へ ̄*)