11月1日に開催されたスズカ8hエンデューロ(4時間ソロの部)に続き、先週の土曜日は、地元で開催される堺浜クリテリウム第1戦、FOOTMAX杯60分エンデューロの部に参加してきました

トライアスロンシーズンが終了してしまった(日本選手権出場は遠く叶わず)ので、冬の間は、トレーニングがてら、マラソン(ほとんどハーフ、来年2月の大阪マラソンは当選)と自転車競技で場を繋ぎます

クリテリウムやヒルクライムなどの自転車競技も、トライアスロンを始めた頃から半分はトレーニング目的でアレコレ出てきましたが、堺浜が自宅から一番近いのでホームレース的な感じです

コースレイアウトはオーバルではないですが、鈴鹿サーキットなどと比べると随分シンプルです

あえてF1サーキットで例えると、イモラ的な感じ?

クリテリウムに参加し始めた当初は、ビギナーIとか、IIとかに出ていましたが、歳をとってオジさんを自覚してからは45歳以上で参加できる、おっさんずカップに参戦するようになりました

しかし、レベル不問とはいうものの、おっさんずに出てくるのは歳はいっててもほぼガッチガチのロードレーサーばかりというのがその実態、という事に気づいても後の祭り、10周を周回遅れにならずに完走することもままならない状況でした(だいたいDNF)

過去には、舞洲、生駒山上、岬町、東近江、長良川など、日帰りでいけるところ限定であちこち遠征にいっていましたが、自分は強度の高いロードレース(クリテリウム)には向かない(それほどの脚力はない)と思う

クリテだとあっという間に終わって不完全燃焼(DNF)になるから、距離や競技時間の長いエンデュランス系やヒルクライムの方が、まだ向いている

大台ヶ原ヒルクライムや、もうなくなってしまったけどFABU projectが主催していた高野山ヒルクライムや吉野大峯ヒルクライムなどにも参加していたのが懐かしい

さて、堺浜とは堺市堺区の海とのふれあい広場のことです

MATRIX POWERTAGの計測チップが使用され、チームマトリックスのプロ選手達が、いっしょに走ってサポートしてくれます

シマノレーシングの選手もいました

当日は晴れ、いいお天気で、キッチンカーも数台、出ていました

協賛のFOOTMAXのブース

参加賞で靴下のプレゼント、とかはなかったです

(以前はあったような…)

エアロなシャークそっくす

欲しかったけどおサイフを持ってきていなかったので、次回、機会があれば購入します

ガブ〜小魚が食べられる〜デザイン

スズカ仕様から変わらないサーベロS5

TREKいやBONTRAGERボントレガーのカーボン幅狭ハンドル(ブラケットC-C350mmバーエンドC-C380mm)、ブラケットはちょい内向け設定

ステムも3T INTEGRAから、ARXII -17°に変更し、ポジションもバッチリ

アミノサプリの青いボトルは単なる水で、レースにはELITEのサーベロ柄ボトルにアミノバイタルを入れて1本刺しで臨みます(涼しい時期の1時間なので1本でいけるでしょう)

シマノのサポートカー

無縁の表彰台

60分エンデューロは土曜日の午後なので、またまた仕事は半ドンで参加

先に出走するカテゴリーの選手が招集されています

 

CerveloはカナダブランドでこのS5は10年前のデザイン

ホイールはオランダの手組みメーカー、ファストフォワードFFWD

当時としては、もっともリーズナブルなカーボンホイールでした

内向けブラケットも控えめなのでほとんど分からないですか?

フロントフォークに付けている緑の機械がマトリックスのパワータグ、計測チップですね

シマノレーシングとマトリックスのプロ選手達が先導しています

先頭のエアロフォーム、流石デス

レースは大きな事故、落車もなく、無事終了

レース終了後は忘れずに計測チップを返すこと

結束バンドで留めているので、ニッパーを使って外します

だいたい、みんな1回は忘れて付けたまま帰ってしまい、また戻ってくる羽目になります

全レースカテゴリー終了
ホントに今日は晴れて、いいレース日和でした
因みに、みんな長袖のウェアやアンダーを着用していましたが、自分は半袖、半ズボンの夏仕様で参戦しました(午後からなので多少、気温も上がるだろうと思って)

お疲れさま、ペロ

キッチンカーはもう店じまいをしていました

他の選手達もレースが終わればサッサと帰ってしまうので仕方ないですね

自分は駐車場をお借りした温泉施設でゆっくり入浴してから撤退しました

家に帰ってからは、久しぶりに洗車

鈴鹿で見つけたMuc-Offマックオフのドライブトレインクリーナー

よく見かけるピンク色のクリーナーはフレーム全体に使えて便利ですが洗浄力はマイルドなので、チェーンオイルで汚れやすい駆動系回りは黄色いコレがいいようです

チューンリングの表面の汚れや、チューンステー、チューン自体のオイルも吹き付けるだけで案外、ポタポタと落ちてきます

少しスポンジや柔らかいブラシなどで擦ってもいいですが、擦らずに少し待ってから水で流すだけでも結構きれいになってくれます

そして、チェーンオイルも同ブランドのC3 セラミックルブ

皆さんも使ったことがあるでしょうフィニッシュラインのドライテフロンルブ、赤いラベルの、アレよりも粘稠度が高いので、チェーンのコマに、一滴、一滴垂らし易いです

逆に、一気にビャ〜ッとは掛け難いので、横着な人には向いてないかな〜

潤滑性能や耐久性については実走していないので分かりませんが、この製品の特徴としてはUVライトを当てるとオイルが光るので、万遍なくオイルが行き渡っているかチェックできるところ、だそうです

付属するキーホルダーがUVライトになっています

チェーンが濡れているとダメみたいなので、完全に乾くよう洗車の翌日まで待ってからオイルを差しました(この辺も、少し面倒に感じます)

チェーンのコマの隙間が緑白色?に光っているのが分かります

走った後だとどうなるのかな?

堺浜の自転車コースは埋め立て地なので完全にフラットのまっ平ですが、海に面していて吹っさらしになります

風向きはだいたい常に北西方向から、コースレイアウトだと第2コーナーから第1コーナーの方向に吹いているので、バックストレートは向かい風、鋭角になる第3コーナーを回って第4コーナーを抜ける辺り〜ゴールに向かっては追い風になります

そして第1コーナーは横風になるので、風の強い日は煽られて転けそうになるくらいです

天気のいい日も悪い日も、このコースで10回くらいは走っていますが、常にそういう風向きです

スタートからいきなりスピードが上がるので最後尾から千切れないように着いていくのに必死で、ラップボタンを押すのも忘れていました

3周目に気づいて、以後は1周毎の自動ラップになっています

公式では1周0.95kmとされていますが、ガーミンでは0.94kmです

前半は1分35〜40秒ほどでラップしていますが、後半は落ちて1分40〜45秒前後となっています

速い集団は1分そこそこで回るでしょうから、3周に1回くらいは周回遅れにさせられます

ストレートなら先頭集団は外を走ってくれるんでいいんですが、鋭角の第3コーナーやスピードの出ている第4コーナーになると遠慮無くインを攻めてくるので、接触しないように気をつけないといけません

ストレートのスピードはないですが、コーナリングは苦手ではないので自分もインに入って簡単には譲れません

しかし、落車するとレース全体に迷惑を掛けることになるので、自分のラインも守りつつ接触をを避けようとしてインのインに入ると、今度はコース内側の側溝のフタ(コンクリート製)の上を走ることになって少々危険でした

ガーミンのデータは上のラップタイムと下のグラフは心拍数や残存スタミナ?ケイデンスと、COREセンサーによる深部体温などです

1時間の堺浜と、4時間の鈴鹿のデータを参照

まず、今回の堺浜

スタミナは1時間で57%まで落ちたそうです

高ケイデンスは苦手で、重いギヤで踏みがちです

呼吸は速いのか、遅いのかよく分からない

心拍は大半がZone 5

深部体温はMax38.4℃、スタートしてから30分ほどで到達して以後一定

ここからは先日の鈴鹿のデータ

鈴鹿サーキットは1周約5.8km

最初の1時間のラップは10分30秒〜50秒前後ですが、2時間目以降は11分30秒前後と1分程度遅くなっています

5周に1回、1時間程度でピットインしていったん気持ちをリセットしていました

おトイレにいこうとすると結構いっぱいだったので、2回目のピットインで3階まで上がって用を足しました

ラップ10はピットインの際、自動ラップが作動せず、2周回分となったようです

ラップ14が長いのは、おトイレ休憩

20周してちょうど、とういか4時間の数十秒手前でゴールラインを越えたので、軽く流しながらもう1周回してます

心拍は、4時間ペースなので、1時間の堺浜より随分低め

スタミナは4時間後でも61%も残っているそうです

ケイデンスは低め
呼吸数も堺浜よりはゆっくり

深部体温は38.2度くらいがピークだったかな

1時間目までに体温が上がって2時間ほどで下がってきているのは、レースが始まって元気なうちはオーバーペースになりやすく、その後、タレてきている証拠なので、このままでは4時間もたないと判断、あと2時間乗り切るために、一旦、ピットインしておトイレ休憩、少々おやつも食べて気分と身体を回復させました

そして、残り2時間は無理せず、回すところ(シケイン〜西ストレート)と踏むところ(デグナー〜S字)、回復ポイント(ホームストレート)をしっかり決めて体温上昇を抑えながらイーブンペース(1周トータルで)で走ることにしました

3時間目の休憩でも、深部体温が僅かに下がってまた上がっているのが分かりますが、変動は少なくはほぼ一定で走り切れています

COREセンサーは今年から導入した最先端の深部体温センサーで、当初は暑熱順化トレーニングに効果的という触れ込みで導入しましたが、暑熱順化トレーニング自体が自虐的にきついので、今年の夏は、まだそこまで自分を追い込めませんでした

むしろ、一度、ヒートランプテスト(購入してすぐ、一度だけ、途中までしました)を行って自分のヒートトレーニングゾーンを知ることで、レースパフォーマンス、レース中の自分のコンディションが分かるので、自分の頑張り具合を知るバロメーターにはなります

調子よく踏めていると堺浜のように、一旦上がった深部体温も一定で維持されますが、鈴鹿のように頑張り過ぎるタレて深部体温も下がりますので、もう一度、気合いを入れ直さないといけません

ここでスタミナが残ってないと、もう終わった事になります

深部体温は上がりすぎはダメ(オーバーロード、あるいはオーバーヒート)ですが、低いのはもっとダメです(燃やすものがなくなって、もはや何にもガンバれなくなっている証拠)

興味のある方は、自分メーターとしてCOREを導入してみてはいかがでしょうか

コレはバージョンアップしたCORE2です↓

今後は、12月に寛平マラソン(ハーフ)とまた、堺浜クリテ第2戦に参戦予定デス

乞うご期待!