やっと出ました!

今年2025年1月に、アメリカのNAMMショーでお披露目されてから、いつ日本で発売されるのかと待ち遠しく思っていましたが、先月4月中頃、なんの前触れもなく、発売開始(当初、予約販売)となっていました

ストロングマンで沖縄入りしていて、4月20日、ちょうどレース日、R天サイトなどで発売開始になっているのに気づいて、大慌て…

すでに主な楽器屋さんでは、予約注文分終了とか、抽選で予約販売、とかになっていました

やはり、人気があるのは、1959と、JCM800、あたりではないでしょうか

おそらく、JCM900(いかんせんマイナー機種)とDSL(現役で稼働数が恐らく1番多いのでスタジオで普通に使える)は人気薄、JVM(現行のフラッグシップモデルだけど設置数は少ないので実際に使える機会は案外少ない)はまあまあ欲しい人もいるかな、という印象(予想)

まずはジャジャーンと、やっぱりいち番欲しかったのは1959です

1959と、SUPER LEADのサブネーム入り

4ノブコントロールで、左から、H.TREBLE 、NORMAL、TONE、VOLUMEとなっています

(コレは、他のモデルと並べるとよく分かりますが、JVM以外は、右端のTONEとVOLUMEは共通で、左側の2つで個性を出しているようです)

(因みに、JVMは、TONEのところにGATEがきているので、TONE、VOLUMEの配置が左右反転している、と考えられます)

背面に電池ボックスがあり、付属のゴム足もケースの表面処理に合わせた網目入りとなっています

因みに、Made in Vietnamです(UKではありません)

外箱の側面に、VINTAGE DISTORTIONとあります

ココもモデル毎に、違うコンセプトとなっています

JCM800は、CLASSIC DISTORTION

JCM900は、TIGTH DISTORTION、だったかな?

DSLと、JVMは、未確認です

反対側はこんな感じ

ゴム足が付属しています

JCM800は、LEAD SERIESのサブタイトル

コントロールは、左側が、GAINとSENSITIVITY

1959では、H.TREBLEとNORMALのところです

つまり、ネーミングは各シリーズの特徴的な部分を切り出していますが、要は2GAINコントロール、2ステージゲインコントロールのような回路のようです

FulltoneのPlimsoul等も、2Stageのゲインコントロールでプレキシ感を演出しています、ソレと同じようなものではないでしょうか

JCM800の箱には、CLASSIC DISTORTIONと

モデル毎に(各年代の)スピーカーキャビネットのサランネットの織り目をプリント柄で表現しているところ、芸が細かいです

因みに、家の練習用アンプもJCM800です(コレは50th Annivの1Wattモデル)

コレは、スタジオでお世話になるJCM2000 Dual Super Lead!

で、試奏に出かけましたが、持ってきたのは1959と、JCM800ではなくJCM900です

900は、左側がGAINとCONTOUR(コンツァー、コントゥアー?)

ストラトのエルボーカットとバックコンターも、このCONTOURですね

日本語で言うと、輪郭、となるそうです

そして、ココにはないですが、DSLは、左2つはGAINとDEEPです

つまり、JCM2000アンプ本体のDEEPスイッチの役割ですね

後期モデルDSLでは、オン-オフのスイッチ式からRESONANCEコントロールによる可変式になったので、まさにDSL!です

JVMだけが、ハイゲインディストーションらしくノイズ対策としてアンプ本体にはない、GATE(ノイズゲート)ノブが搭載されているところが、異端な感じです(写真がなくて、失礼)

JCM900は、Hi Gain Distortion

Marshall Pedalも単なるディルトーションペダルですが、コンセプト的にマーシャルの各年代のアイコニックなアンプの特徴を醸し出しているので、前段にブースターとしてBOSS SD-1(Made in TAIWAN PSAモデル)とMXR Distortion+を持ってきています

どうしても外せないBOSS DD-2

Please Don't Leave Me/Is This Love用にロングディレイセッティグ

ワウはお馴染み、Jenジェンのmister cry babyミスタークライベイビー

これで試奏!

そして、1959を選択

そら、そうなりますわな

JCM900は、ジムマーシャルが、当時、マイケルシェンカーのタメに開発して、1号機を持っていった(M.S.G.アルバムはそのJCM900でレコーディングしたとか、してないとか)という逸話があります

最新号のギター雑誌で、そのマイケルはJCM800?と言っているようですが、本当はどうなのかな?ソノ真相は、神のみぞ知る!マイケルだけにニヤリ

そしてJCM900ペダルは、アンプの印象と同じで、なんとなく音像がボワッとしている(JCM900アンプは、楽器屋さんで試奏でしか使ったことありませんが)、そんな印象です

まあ、よくいえばマイケルっぽいとも言えますが、JCM900がダイオードクリッピングで歪ましているので、アンプにディストーション内蔵かよっ!ていうところが余り好みでない原因かもしれません

対して、1959はアンプの1959(JMP100)と同じ、とはいかないでしょうが、オープンでバリッとした歪みです

JCM900は、コンプレッションが強い

H.TREBLEは抑え気味、NORMALを上げてやったほうがコシも出ていい感じでした

単体でも結構歪みますが、ここはアンプと同様、他のペダルでプッシュする作戦をとります

メインの歪みはDistortion+で、ブースターにSD-1を使います

3つ全部オンにしても、それほどノイズも乗らないし、ハウリングも起こしません

SD-1はゲインを上げるとノイズが多くなるし、ディストーション+も同じなので、ゲインは抑えめにしておきます

コノ感じで、ゲイリームーア、ランディローズ、アイアンメイデン、マイケル、ジョンサイクス、ペイジ、ベック、リッチーブラックモア、ジミなどに対応しています

ボードに載せずに、カバンに詰め込む時は、これで

因みに、家にあるコレもJCM800です

なんとこれは、マイケルが愛用するJCM800 2205のコンボバージョン、4210です(50W)

リバーブ付きで、2チャンル、マスターボリューム付き(3ボリューム)

そして、いつ鳴らすの?今?(年に1回です)

1976年製の1987(1959ではなく)

これも、マイケルゆかりの50W、4インプットモデルです

凜々しいです

まあ、コレは音がデカいので、新しいMarshallのOverdrive/Distortion Pedalシリーズ、小さなペダルで楽しめれば幸いです