先日、河内長野にロードのバイクの練習に出かけたところ…
ちょうどUターンして帰ろうかというタイミングでパンク
さらに運のいいことにちょうど、○ブホテル?的な玄関先で落ち着いてチューブ交換作業もできました
この日はお天気もよく絶好のパンク修理日和でした
守備よくチューブ交換ができたので、無事帰路につくことができましたが、若干なんでパンクしたのか不思議だったのと、その後、数日自転車に乗らずにいるとなんとまたチューブを交換した後輪がエア抜けしているのに気がつきました
帰り道は全くなんともなかったので、なんでやろ?
そのため、この週末、最強寒波が襲来しているさなかではありますが、練習に出かけるにも、もう一度、チューブ交換、パンクチェックの必要があり、先日、外したパンク済みチューブもどこに穴が空いているのかチェックしておくこととしました
こういう作業は、やはり、後学のために必要です、メンドーですけどね
MAVICのインナーチューブですが、少し空気を入れて洗面台で水に浸けますと、ごらんのように泡がブクブクなるところがすぐ見つかりました
空気もみるみる抜けていく感じがします
ちょうどモールドラインの真上くらいに小さい穴がありました
ということで、犯人、とうか犯行現場はコノ穴のようです
裏まで穴が貫通しています
タイヤを嵌めるときは、だいたいメーカーロゴなどを合わせてあったりするので、穴の位置からも事故現場はここで間違いなさそうです
ついでに、ホイールの振れ取りもしておきました
パンクした時に、妙に片側だけブレーキシューが擦るな?と思っていたので、ついでに普段しない作業もする事にしました
(ブレーキのアームのセンター出しは、乗る前に毎回やってます)
MAVIC Ksyrium SLS
マヴィックの軽量アルミホイールです
ISM3D、ジクラルスポーク、FOREテクノロジーといった、当時の最先端技術が投入されています
新品で購入してから10年以上、12、3年かな?
2万キロ以上走っていますが、今までブレるとか、一切感じないような軽量ながら非常に剛性の強い、しっかりしたホイールです
スポークはダブルバテットというか、中間部分が平たい、所謂、きしめんスポークです
そして大きな特徴はニップル部分で、逆にいうとホイールの外側にネジ溝が切ってあるのが特徴で、そこにニップルがねじ込まれています
普通のニップルは先が大きくなっていて、ホイールの穴に引っ掛かっているだけですが、その構造だとホイールの内側にも穴を開けないといけないので、チューブを入れる時にリムテープが必要になりますが、マヴィックの方式だとリムの内面は穴無し、ツルツルなのでリムテープ不要です
でも、この構造が仇になって、長期間経過している場合、このニップルとスポークが固着してしまっていることが多いようです
ご覧のように扁平なスポークが歪んで(回って)しまわないように専用工具、とういかホイール付属のタイヤレバーを使って、押さえておきながらニップルを回しますが、案の定、固いです
固いというか、普通に回すとスポークもいっしょに回ってしまいます
そこでしっかりとレバーの溝に差し込んで押さえますが、スポークとニップルが固着している(ホイール側は大丈夫)ので、ムリにやるとスポークの扁平部分と丸い部分のあいだで捻れてしまいそうです
ニップルさえ回れば、振れ取りはできる構造ですが、扁平スポークが回ってしまうのはよくありません
なので慎重に、かつしっかりとスポークを押さえてジンワリ回してなんとか調整できました
振れ自体は、ニップルを1/8程度回すだけでだいぶん変わるので、一応修正はできました
手順としては、MINOURAの振れ取り台のリムを挟む爪でホイールのリム面に当たるか当たらないかくらいに調整しておいて、軽〜くホイールを回すと歪んでいるところだけ、シュッシュッと擦れる音がするので、そこに一番近いスポークをリム面が反対に振れるように、出す(スポークを長く、テンションを弱くする)なり、入れる(短く、テンションきつくする)なりするだけです
厳密にいうとスポークテンションを均一にすべきでしょうけど、絶対的なスポークテンションより、全部のバランスなので(一から組むわけでなく、数本のスポークを触るだけなので)、ここではテンション(数値)は気にしません
3箇所ほど、ニップルを回して、振れは綺麗に取れました
こんふ風にホイール置きにも使用しています
そして、穴の空いたチューブは捨てることにして、さらにパンク修理で使用したチューブは不穏なエア抜けをしていたので、水に浸けてチェックしましたが、明らかな穴は発見できず
若干不安がありますので、別の新しいチューブに替えました
タイヤはやや摩耗が目立ちますが、まだまだ使えるので勿体ないからそのまましばらく乗ります
交換用のタイヤも購入しましたが、このキシリウムSLSはリム幅が15cなので、もう使えるタイヤ(23c)も限定されてきました
旧規格にマッチした国産のpanarecerか、ちょっとイキってPirelliのP7が候補です
コンチネンタルもあるけどちょっと硬そうな印象があるので回避しました
ピレリは以前にも使っているので、安心です
また同じ練習コースを走りました
最強寒波が到来していますが、この日は日差しがあって気温も5、6度と自転車で走るにもちょうどいい感じでした(4度を下回ると寒いです)
コンビニで休憩していると小鳥さんがいました
ハクセキレイ?
もう一羽いましたが、ひとが来たので飛びあがってベランダにとまりました
ムクドリ?
もうしばらく走って今のタイヤがすり減ったら、またタイヤ交換の巻〜をします