先日の日曜日、バイクの練習中に後輪のパンク
ちょうど通りかかったラ○ホ?前で、パンク休憩となりました
時間を掛けないで(朝起きるのが遅かっただけ…)さっと練習するときによく通るコースで、天野山を越えて、金剛寺の脇を通っていく、軽いアップダウンしかないコースですが、河内長野駅を過ぎて近鉄長野線の汐の宮駅を過ぎたあたりで後輪がグニョグニョしだしたので、おやっ?と思ったらパンクです
下り終わった後なのでよかったですが、何も踏んでないと思うので自然劣化による、エア抜け、スローパンクでしょうか?
ホントにパンクかどうか、分かりませんが、タイヤはペタンコなので、アレコレ考えずにサッサとパンク修理、というかチューブ交換をすることにしました
いつもダウンチューブ側のボトルケージにツールボックスを刺して、段差のショックで飛んでいかないようにビニールテープで留めています
中身はこんな感じ
軍手はあったほうがいいです
予備のチューブはとにかく1本なので、更にパンクが続いた場合に備えて穴を塞ぐパッチやタイヤバースト用のパッチ(パークツールのTB-2)、マルチツール(六角レンチは、とにかく3,4,5mmはあった方がいいですね、あとプラスかマイナスのドライバー)
タイヤレバー2本
ポンプ兼CO2ボンベ用のバルブ、CO2ボンベ1本
ツールボックスはタイヤを外した後、リアディレーラーを傷めないようにフレームを載せておくこともできます
ホイールはMAVIC KSYRIUM SLS
前は20mmだったかな?後ろ25mm程度のローハイトアルミロードホイールですが、軽量(特に前は凄く軽い)、高性能な質実剛健とはこのことを地で行く優等生ホイールです
タイヤも純正でMAVIC YKSION PRO POWER LINK(後輪用)
前輪用はGRIP LINKといって、前後で微妙にコンパウンド、トレッドパターンも違います
チューブも確か、MAVICだったと思います
マヴィックのチューブは、バルブのネジ切りなしのタイプです
この辺は、ステルス的な見映え重視でしょうか
TNIの空気入れ、ポンプ
CO2ボンベも使えるようになっています
コレを選んでいる理由もありますが、後ほど…
タイヤレバーはコレに限る!っていうほど使い易いのが、カンパニョーロブランドのもの
先がやや幅広で、薄く、角が丸い
全体に少し長い
同じ形で赤いのが、フルクラムバーションとして売っています
そしてもう1本、LEZYNEの白い樹脂製タイヤレバー
コレも重要です
先が狭めで、返りも強め
小型で携帯性に優れています
カンパをメインに使ってビードを上げて、レザインの方で少し離れたところをすくい上げると簡単に、タイヤを外せます
いろいろ使って試しましたが、このパターンに落ち着きました
どっちも樹脂製なのでカーボンホイールでも使えます
まあ、そもそもマヴィックのタイヤは柔らかく、ビードも嵌め外しは楽な方ですけど、ヴィットリアvitorriaのコルサCORSA N.EXTネクストは、硬かったな〜
予備チューブ
綺麗に巻いて、ジップロック的な袋に入れています
密封する意味は少ないですが、振動で擦れて知らない間に穴が空いていてイザという時に使えない、っていうことが起きないとも限らないので、チューブを裸で入れておくのはよくないです
古いチューブを抜いた後は、新しいチューブを入れる前に、内部に異物、小石とか砂利、金属、パンクの原因となったもの、これからパンクの原因となりそうなものがないか、タイヤの損傷がないか、見て、触って、よく確認しておきます
白っぽいのは、チューブとタイヤの粘着を防止する、タイヤパウダーです
Panaracerパナレーサーのものを使用しています
ときどき、お世話になるベッ○オンさんでは、特にお客さんが嫌がらない限り、デフォルトでタイヤパウダーを使用している、とのことでした
今もそうか、どうか、分かりませんが
(そもそも、最近はほとんどチューブレスとかに移行しているのかも)
新しいチューブを入れるときは、少し空気を入れて丸い形を出しておかないとタイヤの中に納めるのも、納めにくいので、あらかじめポンプで少し空気を入れないといけません
なので、最終的にCO2ボンベを使うとしてもボンベ用のバルブだけでなく、ポンプはあったほうが作業がしやすい、効率がよくなります
なので、先出のTNIのポンプを選んでいるのです
新しいチューブを入れて、タイヤを嵌めた後、面倒でもビードを全部捲ってチューブをリムとビードの間に挟んでいないか目視で、全周、両側
、チェックします
この作業を怠ると、空気を入れた直後、あるいは走っている間に高率にもう一度パンクするリスクが高まります
で、ボンベとポンプはこのように合体
ボンベには赤いスポンジの保護(手を保護する)カバー付き
黄色いマスキングテープは、ツールボックスに入れている間にネジ山が潰れてしまうのを防ぐ措置です(ポンプなど金属製なので、狭いところに突っ込んでいると振動であちこち擦れ合うことはあり得ます)
予備のチューブは、わざと(敢えて)ネジ切りのあるヴィットリアのチューブにしています
それは、マヴィックのようにつるつるのバルブだとポンプをずっと押し当てておかないといけなくなるので、作業がややこしく、そして危険になります
ネジ切りがあれば、ポンプとこのように合体させて固定できすので、安全(CO2ボンベを使うと凍傷の危険があるので)、エア入りも確実です
ボンベを最後までねじ込んで、ポンプ側のバルブを開けると二酸化炭素が気化して一気にチューブ、タイヤが膨らみますが、このようにポンプも気化熱を奪われて冷えて真っ白になります
なので、CO2発射中は、一切、触らないか、支えておく必要がある場合などは軍手必須です
まあ自転車のグローブがあれば問題ないですけど
CO2噴射完了後、分解
タイヤもしっかり膨らみました
あとは、ホイールを嵌めて、工具をしまって終わりです
バッチリ!
本日使用した携帯工具、パンク修理キット
外したタイヤも丸めて持ち帰ります
ゴミとして放ったらかしたらダメなのは当然ですが、帰ってからパンク箇所をチェックしてパンクの原因がなんだったのか、ちゃんと考察しておいたほうが今後の対策にもなるので重要です
それに、帰路、あるいはまだまだ走る場合、再々パンク、再々再々パンクに備えて、今度はパンクしたチューブをパッチで修理して使わなければならない場合もあるので、パンクしたからといって外したチューブを捨ててしまってはいけませんよ
ここでも敢えて、無造作、っていう訳ではなく、わざとぎちぎちになるように突っ込みます
これも、ゆるゆるだと走行中、振動で揺れて、中で工具がガタガタいうので(先に言ったように、振動で擦れてチューブも使用する前から傷む原因にもなります)、お互いが突っ張って固定されるくらいに入れます
(工具の種類、量も、そうなるように選んでいます、というか事前に一度、試してちょうどいいかどうか、確認しています)
はい、ギチギチ
このタイプのツールボックスは、走っているとフタが空く、段差でとんでいく、というのは普通に起こるので、フタもビニールテープで留めて、本体もボトルケージに留めています
そして、ビニールテープもある程度の長くしておくことで、ビニールテープが欲しくなったときに使えます
(以前、トライアスロンのレース中、ボトルケージの固定が緩んでしまってグラグラになった時に、ビニールテープで固定して事なきを得たことがありました)
これでパンク修理、休憩も終わり
写真を撮りながらだったので、20分ほどかかりましたが、まじめにパンク修理だけすれば、慣れれば15分くらいあればできると思います
パンクしても、あ〜あ〜、と言ってないで、サッサと修理すれば、コーヒー休憩程度の時間で済むので、1回か、2回くらいはパンクも経験して実践練習しておくのがいいと思います
無事、帰宅できました
新しいCastelliカステリのウインターグローブ
薄手ですがそこそこの保温性がありよかったです
PRIMALOFTという保温材が使われているようです
そしてこの、ママチャリのようなハンドルカバーが威力を発揮しています
この冬に初めて導入しましたが、威力抜群です
なんで今まで使わなかったんだろう?っていうくらい
これで、手袋を嵌めて、
中に使い捨てカイロも突っ込んでいると、じんわり汗ばんでくるほどです
日差しで分かるように、今日はお天気もよく、出た時間も遅かったので気温が上がってきたのでそんな感じですが、日の出の頃から走り始めるときにはカチカチに冷えるので、コレはあるとないとでは大違いでしょう
気温がだいたい5〜10℃以上あると、ウェアにしてもグローブにしても薄着なくらいで全然大丈夫、4℃になると手はツライ、2℃以下だとだいぶんキツい、というのが自分の感じ方です
このハンドルカバー、最高です
四角い板状ですが、案外、前面投影面積は少なめなので走向時の抵抗は少なめです、違和感なく走れます
しかし、横風には弱め、これは、ハイトの高いカーボンホイールと同じ感覚でイメージして頂ければOKです
前からガバッと被せるだけで手前はオープンですので、ブラケット持ちも下ハンも握れます
手を出して上ハンを持つ余裕も残っています
だだし、上ハンから急に中に手を突っ込んでブレーキを掛けるのに一瞬間が空きますので、市街地、交差点、高速走行時、下りなど、しっかりブレーキングが必要なときなど、上ハン持ちはアブないかもしれないので注意して下さいネ!