Jimi HendrixジミヘンドリクスのPurple HazeパープルヘイズのおかげでFUZZファズの沼に飛び込みましたが、早速、2周しました
Jeff Beckジェフベックが昨年1月に他界されてから、それまで全然聴いていないのに、追悼と言っては Cause We've Ended As Loversを練習はじめて、ジェフの話題を追いかけていると必ず出てくるのが、ジミです
そして、ほんまのほんまに今更ながらジミヘンの凄さにビックリします、流石、天才?神さま?魔術師?(マイケルは、神、です)
いろんな言われ方をしますが、ジワジワジワジワきますね
そこで、自分は凄く感情に影響を受けやすいので、ジミってきたらファズってことでいろいろ試しています
最初に導入したのは、Jim Dunlop FUZZ FACE MINI FFM3↓
コレは一応、ジミヘンモデルでシリコントランジスタです
大きな円盤のJHF1と回路的には同じだそうですが、デッカいのは地面に直置き専用でしょう
ボードに入れられないのでミニにしておきました
コレ↑はジミがWoodstockのライブで使用していた赤いFuzzfaceを模して造られたモデルで、攻撃的で噛みつくようなトーンで唸ると説明されていましたが、そんなに煽るほどのサウンドではなかった…
そしてまたすぐに、メルカ◯でゲットしたパープルのMXR La Machineに載せ替えました(下)
MXR MicroAmpマイクロアンプを持ってきたら何かいいかも、という噂を聴いたので試しましたがインピーダンス的には全く意味の無いことでした
ブースターとしては使えます
そこで、インピーダンスを上げる逆バッファー的な商品があることが分かり、つまりコレです↓
eVA電子のLINE MODE Stabilizer SKM-01と言うモノです
これをワウとファズの間に挟めば、ワウを通ってきた信号(ローインピーダンス)を再度ハイインピーダンスに変換してファズにブチ込めます
一般にロー出しハイ受けが基本とされていますが、ファズに関してはハイ出しロー受け状態が理想とされています
コレでファズが発振したり、ワウが掛からなくなったりすることが防げます(DCケーブルの取り回しのため逆さまに配置しています、スイッチはありません)
それとは別に、インプットインピーダンスを可変できる(Zコントロールノブがソレ)one controlワンコントロールのRaspberry Boosterラズベリーブースターというのも面白いので使っています(コレも入力がハイインピーダンスでないと意味がないのでギター直となるよう最前段に配置)
使いどころが制限されますが、面白いエフェクターです
つまりこんな風になります↓(KORGのチューナーPitch Blackはトゥルーバイパス)
これで、ワウファズ問題、解消!となったのかどうか
いつもいっしょに練習している友人(ギター)は、いったいなんやねん、ソレ?!という感じでした
効果あったのかどうかというと、ワウが確実にWahWahWahとよく効くようになったのは事実です
ファズに関しては(自分がまだファズの音作りに精通していないため)、よく分かりませんでした
因みに赤いFFM6(バンドオブジプシーズモデル)ならインプットインピーダンスが高い設計なので、そもそもバッファーも要らないかもしれません
そうこうしている内にようやく、Crews Maniac SoundのBuffoutクルーズのバフアウトが届きました
アウトプットインピーダンスアジャスターに少しのブースター(+6db)も付いています(スイッチなし、オンオフは出来ない)
動作を安定化させるためでしょうか、Free The Toneフリーザトーンの9.6V仕様のACアダプターSP-9が標準で付属していました
パワーサプライからの電源供給でも問題ないと思いますけど…
それをデッカいボードから下ろしたLaMachineと、別の中間ボードに載せて使用、試奏しました
友人は、なんか大人しいな、ウマい人の音みたいや、という評でした
つまり、ファズの音も、ワウの音も改善すると判断していいと思います
たたし、サイケデリックでなくなるで、悪くいうと、ツマらなくなります
最後にこの小っちゃいボードですが、大きなボードは当然重たくなるから小型ボードがいいと考えた時に、Jenジェンのクライベイビーが入らなくて諦める、という方も多いでしょう
その時、頼れるのがXoticのXW-1というワウです
ミニではなくて、そこそこ小型のヤツです
もうこの時にはファズ抜きになってます
代わりにドライブペダルの品定めになってます
(トライアスロンや自転車のレースがあって、ファズネタのブログ更新している間がなかったので、その間にボードの内容もどんどん変わっていってしまいました)
このボードは小さいのでジャンクションボックスを入れる隙間がなく、仕方ないのでLagoon SoundさんのJCB ONEという、1IN-1OUTのシンプルなスルーボックスを使用しています(アウト側)
インプットはTCのpolytuneポリチューンに直差しです
FulltoneフルトーンのPlimSoulプリムソウルはすごくよかったのですが、AI AudioのCRUNCH BOXは微妙でした
プリムソウルはプレキシ系のディストーションで小さいノブを回すとプレキシ度が増す、という仕様です
ロングトーンにも深みがありしみじみ感があるのですが、クランチボックスはドライ過ぎます、よく歪みますけどね
という事で、次の仕様が↑
見た目もそのまんま、マーシャル風のノブにプレキシのコンパネというRumble FXのMARVEL driveです(小さいノブはプレゼンス)
プレキシのハイトレブルとノーマルチャンネルの歪みを好みでブレンドする、チャンネルリンクの手法をもじってます
これはV.2.2ですが、今はバージョンがV.3に進化してプレゼンスも大きなノブになり4ノブ状態、ミニスイッチで18V駆動も選択可能となりました
そして、先頭にインプットインピーダンスを可変するZコントロール付きラズベリーブースターを置いて、出口にワウファズ問題用に導入したBuffoutを据えます
もはやファズは存在しませんが、これはアンプ直対策です
ファズと同様、実はアンプもハイインピーダンスで突っ込んだほうがギターアンプ直(アン直)の音に近いという話(つまり、その方がええ音がするっちゅう話やわ)らしいので、わざわざ最後にインピーダンスを上げてあげます(あげてあげる、まるで小泉構文のようです)
コレ、バフアウト↓(バッフアウト?)
初期2nd reissue(MAXON)のTS9も登場させています
コレだけは外せないBOSS DD-2
何も足さない、何も引かない、な〜んもしないデジタルディレイです(ヌーノ風)
(極く浅く、ショートディレイがかかっています)
Xoticのワウもクセがなくいいですね
いろんな小さいノブとDIPスイッチも付いていますが、まだよく分からないので初期設定のまま、ノブは全部まん中です
先日、この状態でスタジオいってすごくよかったです
スタジオのアンプはJCM2000ですが、マーベルドライブでプレキシっぽさを演出し、TS9でプッシュします
むしろ、ラズベリーブースターでプッシュしておいて、TS9でダメを押すほうがいいです(ソロの時とか、Let It Rollの出だしからフィードバックとかもOK)
さて、しばらくぶりのネタをまるで昨日のことのように話していますが…
FUZZの沼も2周目に入ったところで少し脱線していまいましたが、実はまだ登場していないアイテムもあります
そのうち、3周目に突入すると思いますけど、いろいろ忙しくて順番が回ってきません
Vin Antiqueヴィンアンティーク?というところのUFO'84という、なにかわからんエフェクター(たぶん、もしかしてだけど、ファズ)?はてなコントロールノブが付いてます
あまりよく知りませんが、made in Kyoto、京都のエフェクターブランドのようです
UFO(バンド)が好きなのと、1984年に思いを馳せて、ゲットしておきました
試奏もまだしていませんが、注意事項があります!
なんと、学生さんは永久補償です!!
ついでの小ネタですが、ピックは最近コレがいいです
Jim DunlopジムダンロップのTortex Standardのブルー、1.0mm
なんか粉がふいて駄菓子の型抜きのような質感ですが、弾いているうちにテカテカしてきます
厚みにもよりますが、まあまあカタいです
なのではっきりした音色で、ピッキングハーモニックスも得やすいです
他にもいろいろありますが、基本的にティアドロップ
HERCOヘルコ(ハーコともいう)のみ、マイケルシェンカーのようにグリップ側の角の丸いほうを使って弾きます
ナイロン製で減り難いですが、ハードの先ッちょ使いの時は減ります
ミディアムは柔らかすぎてしなるので、減りません
以前はFenderのミディアム1択でしたが、手の脂が減って滑ってしまいピックがどこかにいってしまうので、ヘルコのようなメーカーのロゴが立体成形されていたりイボイボがあると滑らず安心です
ダンロップのTortexも滑りますが、音がいいのでガマンして失わないようにしっかり握って使います
フェンダーを基準にするとダンロップはほぼ同じ形
ヘルコは先が尖っており(長い)、Gibsonギブソンは先が少し丸い(短い)
好きなのはフェンダー、ギブソンは嫌、ヘルコも好き
ダンロップの黒いヤツは青いのとは素材が違うのか、キラキラした音がします(あまり好きじゃない)
フェンダーの黒いロゴのヤツは古いものです
HERCO FLEX 75がハード、50はミディアム
このイボイボの方で弾くと、マイケル風の音になります
というかマイケルがそうやって弾いているそうです
ユーチュ○ブで見ても分かりますが、マイケルは尖った方が前を向くように持っています
そして逆アングル
僕は尖った方が手の内にくるように持ちます
アングルはノーマルですが、なるべく弦に並行に当てます
ギザギザ、イボイボが弦にすごく引っかかりますが、そのうち気にせず弾けるようになります
よくストラトのシングルコイルの音が、ジョリ〜ンとして好きだと言われますが、このピックの根元で弾くとホントにジャリジャリ〜と鳴ります
根元使いの時は薄いミディアムが使いやすいですが、先使いの時はしなって弾き難く、レスポンスが悪くなるのでハードの方がいいです(ナイロンだけど強く弾いていると先は減ります)
ファズ選びとワウファズ問題についてもまだ十分検証できていませんが、ギター紹介も滞っています
今回はファズの沼から飛び出していろんな小ネタ話しになってしまいました〜
小っちゃいファズなしボードの時、試奏に使ったのはこのギター
2013年製レスポール58リイシューです↑
前回、2000年製59リイシューをヒスコレ1号として紹介したので、コレを2号と認定します
杢はやや控えめですが、退色ぎみのチェリーサンバーストが落ち着いた印象です(実物だともう少し明るい)
友人には、なんか普通やな、と言われました
でも凄くいいギターなので、また次の機会、ギタ探(エレキギター探訪)のコーナーでご紹介できればと思っています
では、また…