メル○リで見つけたMXR CUSTOM SHOP la machineラ・マシーン(Fuzz)でしたが…

FuzzFACE ファズフェイスBand of Gypsys バンドオブジプシーズモデルはいったん、ボードから下ろします

そして、ファズバッファーとしてmicro ampを使う予定でしたが、booster miniを挿みます

ブースターミニは、Jim DunlopブランドのEP101 ECHOPLEXエコープレックスとMicro Ampマイクロアンプを掛け合わせたようなペダルです

エコープレックス風味は内部のトリムで調整しないといけないので若干メンドーですが、TONEトーンがついているので便利です

と、ここまで書きつつ、試奏もしていたのですが大きな間違いに気づきました(インピーダンスマッチングについて)

このbooster miniをマイクロアンプの替わりに使おうと思ったのですが…

後で、よくよく調べると、outputインピーダンスはなんと、<120Ωでした

マイクアンプの出力インピーダンスが実は470Ωだったんですが、ブースターミニはさらにローインピーダンスです

↓ひっそり佇んで出番を待っている、MXR CUSTOM SHOP謹製、la machineラ・マシーン

出鼻をくじかれたbooster miniブースターミニ

ファズではないメインのディスト−ションはMXR distortion +

そしてBOSS SD-1がそのブースターです

試奏時の配置

マシーンの前(ワウの後ろ)にブースターミニを配置しています

マシーンオン!の時は、ブースターオン!!

でも、インピーダンスマッチングの意味はありませんでしたトホホ

単に、ブースターとしては機能しますけど…

必要ですか!?

この状態でスタジオに行きましたが、発振も起こるし、ワウの効果も期待したような改善は見られず

家に帰ってから間違いに気づきました

所謂、ワウファズ問題を解決する手法は大きく2つあると、思っていますが

 

①ファズの前にアウトプットインピーダンスの高い、逆バッファーとも言える、入力インピーダンスの低いファズに対して高いインピーダンスで入力できるものを挿む

 

②入力インピーダンスの高いファズを選ぶ(オリジナルのファズフェイスなど、拘りのファズがある場合は元も子もないですが)

 

さらに③として、バッファ機能内蔵のファズ、MXRのClassic Fuzz miniはインピーダンスマッチング用のミニスイッチが付いてますが、これは入力インピーダンスを高くするものです

 

先ず①、当然といえば当然ですが、誰もが欲しがるバッファーをメーカーさんが造っていました

一つ目は、Crews Maniac SoundのBuffoutバッフアウト、それと同等のバッファーを装備したAddict ODというオーバードライブ

バッフアウトはブースターも兼ねていますが、単体のバッファーで

Addict ODはバイパス時のアウトプットインピーダンスをコントロールできるモデルです

(もうひとつ面白いペダルは、one contorolワンコントロールのRaspberry boosterラズベリーブースターでこれは、入力インピーダンスを可変できます)

もう一つは、ストレートにインピーダンスをLoからHiに変換する、EVA電子のLine Mode Stabilizerと云うのものです

 

②ですが、盲点だったのが、ミニFuzz Faceのバンドオブジプシー(赤い筐体、白いノブ、シリコンダイオード)は入力インピーダンスが320kΩとハイインピーダンスだった、ということですポーン

 

そして、これらのデバイスを必要としないのが、③のMXR Classic Fuzz miniです

 

と云うことで、Fuzzの沼を1周どころか、ぐるぐるといつまでも廻ってしまいそうな気配がしています魂が抜ける
続く…