エレキギター探訪、ギタ探❗️
このコーナーも回を重ねてきましたが、ようやく重量級クラスの登場ですゾウ

ビンテージライクなGibson Custom Shopのハードケース

この時期はブラウンケースではなく、レトロな筆記体ロゴのブラックケースでした

中身は2000年製Les Paul Standard 1959 Reissueです

2000年?!そうです、前年が1999年です、当たり前ですけど

カスタムショップレスポールは1999年が59レスポールの40周年にあたり、この年、大幅に仕様変更されアニリンダイやチューブレストラスロッド、ハイドグルー接着などが採用されました

そして、今やレリック、エイジド加工の第一人者、大御所となったトムマーフィーさんのMurphy Agedマーフィーエイジドが初登場した年でした

(追記)

なんか違う⁈

アニリンダイやニカワ接着は2013年のアップデートですね

ロングスタッドやピックアップがカスタムバッカーになるなどの変更もありました

それにクルーソンのペグのツマミもガムみたいな安っぽいものから透明感のあるマーブルタイプに変わりましたね

この辺はGrecoグレコなんか昔からキッチリ再現していましたよ、流石!


コロナ禍での引き籠もり?ステイホームで音楽活動を楽しむ方が増えて楽器の需要が増えたのと、流通の停滞でギターの玉数が減ったこと、ここ最近の円安の影響で新品のみならず、むしろ中古ギター(ヒストリックなモデル、ビンテージギター)の相場が激上がりしていますが、アニバーサリーな1999年製レスポールの価格も特にマーフィーエイジドなどは正に桁違いとなっていますね

このレスポールはその翌年2000年にひっそりと生産された40周年レスポールの仕様をおそらく、そのまま引き継いだと思われるギターですがエイジド加工はありません

唯一の拘りは4桁シリアルです(9+4桁)

生産本数によっては5桁シリアルになるので、若干本物っぽさが薄れます

が、しかし、これは9 0×××なビンテージシリアルとなっています

LDレモンドロップカラーでひょっとしたらVOSほどのフィニッシュ処理はあるかもしれません

それと20数年の経年変化でハードウェアのくすみなどが見られますが、塗装クラックやウェザーチェックなども見られません

折角の(大事な)ギターに敢えてキズをいれてまでビンテージギターのルックスを真似るレリック加工(エイジド加工)は好きでない(まったく価値を見いだせない)ので、むしろ好印象です

なんとなく夕焼け小焼けカラーですね

霜焼けではないですよ

分っかるかな〜わっかんね〜だろうな〜

ピックアップはこの頃は57Classicクラシック、オリジナルのままです

フレットはビンテージライクにやや細めですが、弾き難さはありません(ハードロックスタイルの演奏でも)

ローズ指板の色が明るいのがこのギターの特徴といえば特徴的な部分です

よく真っ黒くろすけな指板が好まれますが、色で良し悪しはない、というのが楽器屋さん(楽器を売りたいひと)とオーナー(自分の楽器を擁護したい)の言い分です

まあ指板は、十分油分を含んでいてパサパサでなければ良しです

この時、店員さんにお勧めのレモンオイルを訊いたら、レモンオイルではなくオレンジオイルを奨められました(HOWARDというメーカーのもの)、以後、そのオレンジオイルを愛用しています

 

 

 

エルボーのあたりの杢が薄いように見えますが、ネック側から見ると結構いい杢が出ています

そしてボディバックのマホガニー

当然1Pですが、導管ビッシリで板目はいっさい見られません

セットネックのヒール部分

ここがニカワ接着のようです

(この時はまだニカワではなく、ボンド、のようです)

ネックはとにかく太っといです

さていつもお世話になっている近所のスタジオで試奏

レトロな塩ビのブラウンケースは当然ジャパビンのものです

ハードケースで持ち運びするのはメンドーなので、わざわざこのギターのためにヤ◯オクで探して、奇跡的に新品同様のものをゲットしました

流石、端正な佇まいです

ギターを抱えてみる👀と杢がよくわかります

裏、綺麗ですね

ネック、写真でも分かるくらい

ぶ厚いです

丸太を割ったといって差し支えない太さです

こうなると58ネックは太いとか、59はややスリムになったとか全く関係ないです

太ければいいのか?!とギモンに思うくらい太いです

こうやって見るとバインディングにアニリンダイの染み込みがないですね

違うのかな?(当たり前か)

フロアに写っているボードにはワウとディレイBOSS DD-2とブースター、DS-1、SD-1、Distortion+です、チューナーpolytune miniとヴォリュームペダルBOSS FV-30H

ほとんどドライブペダルのボードです

パワーサプライとジャンクションボックスはFree The Tone

さらにmicro ampも最後に追加

ワウが入りっぱなしということと、DD-2が香りづけで入っている以外、揺れる系とかはいっさい使わない(使ったことがない、使い方がわからない)ので、ドライブペダルだらけです

まあこんなにいらないですけどね

MaxonのコンプレッサーCP-9もボード外に、一番前になります

マーシャルのフットスイッチは、JCM2000のチャンネル切り替え用

MXR Distortipon +

ロングセラーのものは、やはりどれもいいですね

SD-1はちょっと個性に欠けますが、DS-1は大人気ですね

他にはRAT ラット2もいいですよ

なぜか自分のボードにはTS-9はあまり登場しません

one controlワンコントロールのgranith gray boosterグラニスグレイブースターは地味ですが、音色が明るく音を下げられる、左へ回し切ると音が鳴らない、のでいいです

好きなブースターです

XoticエキゾチックのEP boosterみたいにポコポコならないし、無闇に音が大きくなってビックリすることもありません

好きなデジタルディレイBOSS DD-2

ジャンクションボックスはフリーザトーンがドッシリしていて安定感があり使いやすいです

電源もフリーザトーンPT-3D

DCポートが全部で8口ありますが、右端の2つがisolatedなのでデジタル系を分けて繋げます

今回の主役、Gibson Custom Shop Historic Collection Les Paul Standard 1959 Reissueでした

いわゆるヒスコレ、レスポール好きにはたまらない一品、逸品です

夕焼け小焼けバースト
わっかるかな〜爆  笑