ジャパビン❗️Japan Vintage Guitars‼️
今回はFERNANDESフェルナンデスのギブソン系ギターブランドのBURNYバーニーです
BURNY LC-70JS ジョンサイクスモデル
こちら↓バーニーです
ジョンサイクスモデルでありながら、ミラーピックガードやエスカッションがきらいでノーピックガード、エスカッションは白にしていました
クリームではなく、白です
ところで白いエスカッションは売っていなかったので、タミヤのエナメルかアクリル塗料でこてこてに塗りました
高校、大学を通してこれが自分のメインギターでしたが社会人になって10年以上、弾かずにケースにしまい込んでいたので傷みはなかったですが、またギターを弾き始めたときに現代仕様にパーツ交換しました
ノブはメタルハットだったかも知れませんが、すぐにスピードノブに換えてずっとそのままです
ポットも全てミリ規格、国産ですので当然ですけど
黒いエスカッションは、モントルーのフラットタイプ
カーブ付きで無くてもネジを締め込めばトップのアールに沿って曲がるので問題ありません
リアは厚みがあるので、ネジ留めがキツい場合はドライヤーで温めて曲げれば多少留めやすくなります
ネジ穴の位置が合うかどうかは、現物がないと分からないのでイチかバチかです
フェルナンデスとかSCUDとか、いろいろ出てますが合うかどうかは、試してみないと分からないのはある程度仕方ありません
ちなみに最初からアールの付いたタイプも試しましたが、あまり見栄えがよくないので推奨できません
あくまで真っ直ぐを曲げて使うのが正当です
ブリッジは手を置くので結構、メッキが剥げて亜鉛合金の地金が出てきますよね
見栄えが悪いので新調、GOTOHではなく、SCUDのリテーナー付きABR-1タイプ、ニッケルメッキ
弦溝は切ってないので、自分にヤスリで削る必要があります
このタイプ(ワイヤー付き)はGOTOHにはなくARB-1タイプもナッシュビルのようにコマが外れないようになっているので好みではなく、国産ではSCUD愛用です
テールピースはGOTOHのアルミ軽量タイプ101Aニッケル
Gibsonの場合は、ブリッジもテールピースもKLUSONクルーソンが推奨できます
堂々としたダイヤモンドインレイのラージヘッド
バインディングもBurnyのロゴもすべて丁寧に仕上げられています
ペグはグローバータイプですが、ゴトーでしょうね
いまだになめらかに動きチューニングも安定しています
ナットはブラス
いろんなパーツを外した状態
ピックアップは元々ダーティーフィンガースタイプでした
いい音がしたかどうか、当時はアンプもチープやし
エフェクターだけは最初からBOSS、一流ですけど
でもOD-1やSD-1、DS-1にしろ、MXRのDistrtion+にしても、ラットもガバナーも、今にして思えばチューブアンプとの相性抜群ということは分かりますが、当時部室にあったのはFERNANDESのトランジスタアンプとか、FenderのSIDEKICK、アカンでしょ
ピックアップの交換風景
ながらくグレコから移植したカバードタイプのDryピックアップが載っていましたが、コレもいいのかどうか分からないまま
それしかないのでそうしていたまでですが(学生時代、お金がないので)、まあさすがに大人になったのでダンカンに交換します
流石、ジャパビン!コントロールキャビティ内もしっかり制電塗装されています!!
黒い筒状のフィルム?コンデンサーはGrecoから持ってきたものでしょうね
流行のオレンジドロップに換えてみたりもしましたが、至ってフツーでつまらなかったのでまた取っ替えました
現在はMONTREUXモントルーのRetrovibe Oil Capacitor 0.022uF 400VDCとなっています
それももう廃版かな?
コンデンサー業界も結構、いろいろ新製品が出たりして入れ替わりがありますね(サウンドハウス調べ)
ピックアップは、
①まずカスタム+ジャズモデル、黒黒
でも、Seymour Duncanのロゴがうっとおしいのと、ブラックブラックで地味なのと、フロントのジャズの音が気に入らない、という理由で交換
その後、②リアを何やろ?何かのリバースゼブラに交換(うろ覚えですが、現行のJBかな?)
バーニーの現在の姿
するどい方は気づいたかも知れませんが、指板のブロックインレイは、チョーキングのし過ぎですり減ったのではないですよ
このギターは、世にも稀なスキャロップドレスポールです
皆さんも経験ある?と思いますが、自分のストラトを人によってはリッチーみたいに、あるいはイングウェイみたいにスキャロップにしようかな〜してみたいな〜やってもうた〜みたいな
僕も同じです
語り出すと終わらないのでザックリ言うと〜
彫刻刀と棒ヤスリでひたすら削りました
挙句、インレイまで真ん中が抉れてなくなってしまいました
やってしまった要因は、単にスキャロップにしたかったのではなく、当時ゲイリーも、ジョンサイクスもイングウェイもLAメタルもチャーベル(シャーベル)もジャクソンも、みんなダンロップのジャンボフレットだったんですよね
一方、何を考えていたのか、JSモデルでありながら国産カスタムのこのギター、ブラックビューティーとかフレットレスワンダーとかいうてビンテージタイプの細いフレットを使っていたんですね
元はジャズギターとはいえレスポールカスタムやねんからジャンボフレットにしとけよって思いますよね
速弾きするにはジャンボフレットかスキャロップしかない、と思っていたので子供(学生)の身分で(コスト的に)フレット交換なんかできるはずもなく、ノーコストでできるスキャロップ一択でした
だいぶん悩んだとは思いますが、一刀目を入れてからはまるまる二晩くらいかけて、晩ご飯よ〜とか母親に言われてもいくいく〜言うてぜんぜんいかないでずっと削っていた様子が思い出せます
でもスキャロップにしてからわかるのは、引き難いということですね
単音で弾くとき、しっかり指の腹でヒットしないといけないし、弦が食い込んで痛いし、押さえすぎるとチューニングが上がってしまうし
結局、速くは弾けないし
特にいいことないです
それでも、しっかりお手入れして使えるギターに仕上げているので、グレコと並び40年モノですが立派に使えるジャパンビンテージです
ありました❗️バーニーの再生前の写真
だいぶんうす汚れていました