自分のブログで最近、登場頻度の高いエクスプローラーです
ギブソンの変形ギターといえばフライングVが代表格ですが、このエクスプローラーももっと人気になってもいいギターです
岐阜県のギター屋さんまで買いに行った帰りの車内
デッカいハードケース、大きいし重いし、ほんまにタタミ1畳分くらいありまっせ
中身、ジャーン
3時間かかって自宅に帰ってきました
後ろに写っているのはMarshall JCM800 Model 4210、50Wリバーブ付きスプリットチャンネルモデル
いわゆる、マイケルシェンカーがスタジオでレコーディングに使用していたと言われるアンプですね
コレもヤ○オクで見つけて購入
ドライブチャンネルのポットにガリが出ていたので、地元のアンプ修理専門店に依頼してメンテナンスして頂きました
ポットは洗浄だけで済みましたが、パワー管とトランスは交換と相成りました
マイケルはステージではヘッドタイプのMarshall JCM800 Model 2205 50W Split Channel Reverbを愛用しています
50Wということと、BoostチャンネルがGain、Volume、そしてMaster Volumeと3ボリュームコントロールになることが特徴で、大音量にしなくても十分な歪みが得られやすいアンプです
つまり、自宅でも使用しやすい、1987とは全く正反対のアンプです
シングルチャンネルの2203、2204もマスターボリュームは付いていますが、2ボリュームなのである程度ゲインを上げると音が大きくなりますね
その点、現行フラッグシップのJVMは3ボリュームなので使いやすいです
JVMが置いてあるスタジオはまだ少数派ですが、あればいっぺん試して下さい
JCM時代よりかなり音作りがしやすいですよ
エクスプローラーはこの時期、チューニングペグがGOTOH製となっています
世界のゴトーですので、動作は非常になめらか、チューニングも安定しています
(ほんとはGrover製のミニキドニーのが欲しかったんですけどね。。。)
道理でコントロールノブも全部、動きがなめらかです
指板は白モデルのみ、エボニーとなっていてこれは白い塗装と指板との相性があるということです
ローズだと塗装がどうにかなるのかな?
エボニーの方が、明らかに目が詰まってますからね
しかし、エクスプローラーってほんまマイナー機種ですが、意外や意外
よく言われるようにコレは食わず嫌い的な、いっぺん弾いてみたら分かりますが、めっちゃ普通のギターです
目をつむってたら変形ギターと分からないくらい弾きやすいです
座っても立ってもバランスが良好
フライングVと違い、ネックの下側がトンガって出張ってますが、ハイフレットの演奏性に何の支障もなく、ボディーがマホガニー単板でトップ材がないので同じセットネックのレスポールより20〜22Frの運指が楽です
僕はいつもレスポールだと親指を外さないと22Frが弾けないんですが、エクスプローラーだとネックを握り込んだままでもちゃんと22Frまで弾けます
フライングVは、V型なので座って弾きにくいし、セットネック回りのヴォリュームがなさ過ぎてちょっと不安定で立って弾いてもVの出っ張りが邪魔で仕方なく、いくらマイケル好きの僕でも人生で2度買って、2度売ってしまったのがフライングVです
このチェリーのVも97年製でマイケルっぽくエスカッションマウントでいい音はしていましたが、すでに手元にはありません
それに引き替え、エクスプローラーはマシヤスヤプス(誰やねん!?といわないでね)モデルといっていいほどですが、笑ってしまうくらいいいギターです、サウンドも
しばらく楽しめそうです
ただ壁に立てられないのと、ケースがでかいのだけが難点です
タタミ並みのハードケースは持ち歩けないので、Gibsonのギグバッグを購入しましたが、コレもボディボードかバーバパパかと言うくらいの大きさで移動の度に引っ掛かって大変です