しばらくソフト(ケース)な話題が続きましたが、いきなりココ一番ハードなネタです!

 

Marshall 1987 50W

1976年製 Hシリアル

シリーズ名としてはJMPでいいのかな?

JMP50でよかったと思います

 

プレキシ!

JCM800以降も1987自体はラインナップにありましたがフロントパネルのデザインが大きく変わりますので、コレはそれ以前のモデルです

しかし最初期にはプレシキグラスのフロントパネルでしたが、この頃はすでにヘアライン仕上げのメタルパネルに変わっていたようです

(追記、そのため、この時期のモデルはもはやプレキシとは言わない、言えないと思いますけど)

プレキシと言えば、1959 Super Lead!

アンプ単体だと2011年に他界されたゲイリームーア師匠の1959SPLが魅力的ですが、UFO時代のマイケルシェンカーサウンドを再現するにはコレ下差し、ということで1987となりました

しかもリイシューの1987Xではなく、オリジナルの76年製です

(さらに追記)

76年はピンスイッチの最終年で、以後、四角い今のアンプと同じタイプのブロックスイッチに変わります

Marshallのロゴもこの時期から、現行と同じサイズのラージロゴになりました

開封の儀

このために台車も購入しました

ロック付きで安全な奴です

いつもお世話になっているJVMさん、縦置きでぞんざいな扱いとなっています(^^;)

普段はJVMが接続されている1960の上に鎮座するマイ1987チョキ

しぶいっ!

電源コードは裏から直に生えているタイプで、日本仕様なのでアース線もありません

先ずは電源が入って、パイロットランプが付いたのでひとまずOK

いわゆる4インプット

マスターヴォリュームなし!えげつなっ!!

チャンネルリンク用の短いパッチケーブルも持参!
メル○リでなんか買ったときにおまけで付いてきたんですけど、エフェクターの接続には使い難くむしろコレ用やろ!?と思い置いてありました
プレキシは2チャンネルのようなもので、クリーン、クランチではなく、IがHigh trebleハイトレブル、IIがNormalノーマルチャンネルです
そしてそれぞれ上段が高感度、下段が低感度です
ハイトレブル、ノーマルそれぞれのヴォリュームがありますが、元はVOLUMEではなく、LOUDNESS という標記だったはずです
うるさっ!ってことですね(^o^)
こうすることでめっちゃ歪むとか、バリバリええ音がするとか、思われている方がいるかも知れませんが、違いました(-_-)
ハイトレブルはそのままピーキーで明るい感じのサウンド、ノーマルはマイルドでダークなサウンド?なわけですが、チャンネルリンクすることでそれぞれのサウンドが任意にミックスされるだけです
と言い切るのは早計かもしれませんが、ちょっと鳴らした感じではそんな気がしました
と言っても、ヴォリュームを1以上あげられない!のでマックスあげていくとどうなるのか、想像もつきません!!
こんなときの為にいつも耳センをキーホルダーにしていたので、ラッキーでした
ボリューム1で耳栓してちょうどです
ノーエフェクターで十分いい音がします、歪みは足らないですけどそういうことではなく、いい音がします
弾きやすくするにはもう少し、スムーズさが欲しいのでドライブペダルがあったほうがいいですが、こういうときにMXRのDistortion+なんかが向くのでしょう
つまりゲインが小さく、普段ならOUTPUTをマックスにしないと音ちっちゃ!となるのですが、むしろこういうアンプにはアッテネーター的に使えるので、音が小さくなる方がありがたいですね
この時代のエフェクターのゲインが低いのはむしろそういう理由なのかな?と思ったりもします
ちなみに別のスタジオで借りたJCM2000ではない復刻版DSL100の後期型100HRはフロントパネルのスタンバイスイッチで簡単に50ワットに切り替えできてしかもマスターヴォリューム付きで、非常に使いやすいいいアンプなんですが1987とは比較のしようもなく線が細いです

スピーカーアウトのインピーダンスセレクターのスイッチ

キャビネットも12インチ4発の1960なので、16Ωのままでよかったのですが、1936とか使おうとすると8Ωに切り替えないといけないから回すのかな〜と思っても、回らず(-。-)

無理にやってバキッとなると困るので、あとで調べたらプラグみたいに摘まんで抜いて、向きを変えて刺し直す仕組みのようです

また機会があれば試みます

さて、最後にスピーカーケーブルの話しを
スピーカーケーブルと言えば、BELDENベルデンの9497、いわゆるウミヘビが人気ですが、JVMで弾き比べたところモントルーのMontreux Premium Cable "Arena-1SS for Speaker"というのが良かったですね
太くてメッシュの皮膜で安心感もあります
気になる方はお試しを