いつもエフェクターの動作チェックや夜中の練習用に使っているアンプです
Wシリアルの1988年製です
Lead12は83年製Rシリアルから始まり、マイナーチェンジを繰り返しながら91年Zシリアルまで製造されたようです
専門知識はないので基盤内部のことは分かりかねますが、電気知識がなくてもわかる外観上の違いとしてはまず、ゴールドのコントロールパネルが一見メタルに見えますが本当に金属なのはR〜Tシリアルまでで、以降は樹脂パネルとなります
これは大丈夫ですけど、黒ずんで変色したり変形して波うったりすることもあります
またコントロールノブも指標のツメ有りと無しがあり、ツメ有りは金属パネル期のみで、以降、爪無しで黒線のみとなります
スピーカーキャビのネットがグレーに変色しているものもありますが、あれは経年変化でTシリアル以降の一定期間のみの現象で、問題ありとして仕様変更されたんでしょうね
それとWシリアル頃の前期型の特徴としては、H.P.ヘッドホンジャックとLINE OUTが共通というヘンテコな仕様で、深いか浅いか、微妙なプラグの差し込み具合で使い分けるという事実に気づくまでしばらく時間がかかりました笑
それと標準仕様ではありませんが、このアンプには購入時よりSEND/RETURNジャックが増設してあり非常に重宝しています
JHS Pedals Little Black Amp Box リトルブラックアンプボックス!
アンプの上に置きっぱなしなのでホコリをかぶっていますが、アッテネーターとして働きます
完全パッシブ回路で電源がいらないのが有り難いですね
パッシブ回路というか抵抗すら入っておらず、ボリュームポットのみという潔い仕様ですw
他にも同様の類はあるでしょうが、デザインが秀逸で気に入っているのでコレを使っています
ていうか使わなくてもあるだけで面白そうなので無駄に2個、あります
リード12はGAIN9から急にディストーション回路がスイッチオン!になる仕様ですが、少なくとも小音量ではまともに使える音ではありません(ボリュームをあげたらどうなるか、近所迷惑になるので試したことはありませんが)
むしろクリーンは意外と使えます
ていうかマーシャルのクリーンはこのアンプにしても、大きなヘッドアンプにしても結構好きです
だからゲインを歪む手前くらいまでにしといてボリュームを上げて、でもこのJHSのブラックアンプボックスで全体の音量を下げることができるので、オーバードライブや組んだボードをチェックするにしても夜間でもそれなりに音作りができます
センド/リターン付きのアンプをお持ちの方は一度試されてもいいと思います