昨日は、術後3年の日でした。
去年の感想を踏まえて。
きずあとは色が自然になってきて、パッと見た感じでは気がつかないくらいになりました。
他の方から見たら気になるかもしれませんが、自分の勲章だと思っているくらいです
閃輝暗点からの偏頭痛はずいぶん減りました。月1回あるかないかというくらい。
今年は何かと忙しく、睡眠時間の確保や生活リズムを整えることに苦心しました。
それでも身体がよく耐えてくれました。自分の身体にも感謝しています。変な話ですが(笑)
天候の崩れる日には閃輝暗点からの偏頭痛が出たり、坂道を上がった時などのしんどさは病気になる前よりもしんどいなと感じることがあります。
率直な気持ちを言えば、「なんとかこの1年も乗り切った」というところです。
自分はハイリスク(既往、弁輪リング)で、5年だろうが10年だろうが気をつける必要がある。
けれどもそれは私にとって後ろ向きなことではなくて、リスクを理解して自分の体とうまく付き合うことです。
入院時からそうでしたが、私はあまり楽観的な人間ではなくて、悩んでばかりいる人間です。
不安要素もきちんと含めて「作戦」を組み立てたほうが安心するし、前を向ける。
後ろ向きの日もよくありますが……(笑)
何かがあると、今でも「あの時を思い出せ」と言って、自分を戒めたり、励ますことがあります。
あの時ほど人に感謝したことはありません。主治医や看護師さんやスタッフの方々、他の患者さん、ブログの方々など。
あの時のつらさに比べたら、たいていのことはへっちゃらなんですね。
また一年、噛みしめてゆきたいと思います。
(仕事ついでに立ち寄った江の島で撮影。実際には富士山がもっと雄大に見えたのですが……見えるでしょうか?)