今日でちょうど、術後から2年が経ちました。
きずあとの見た目はほぼ変わりませんが、なぞってみると縫い目が山になっていたのが、平坦になって違和感が減りました。
体調も、去年の夏よりも明らかに過ごしやすくなったと感じます。
去年は閃輝暗点からの偏頭痛もたびたび出ていましたし、立ちくらみも4,5回ありました。
食欲も去年はだいぶ落ちましたが、今年は食欲が無くても食べるとすこし戻ってきます。
立ちくらみのことはまた別に書きたいなと思いますが、これがまた、なったことのある人にしか伝わらないんですよね……。
感覚的に時間が飛ぶ怖さ、というものです。
失神とは違って倒れなかったし、数秒~数十秒程度だったけれど、それでも怖い思いをしました。
この夏はいまのところそうしたことも起きていません。突然ドキドキを感じて、具合が悪くなって座り込むことも起きていません。
最近は気温の変動が大きくて少し堪えましたが、やっぱり去年よりはかなりマシだと感じています。
歯磨きも、歯科でチェックを受けながら、この2年間しっかりやってきました
朝は歯ブラシだけ。
夜は、歯ブラシ+タフト(小さい歯ブラシ)+歯間ブラシ+フロス。種類が多いけれど、個人的には、適材適所が一番効率的だという結論に達しました。
疲れて面倒くさいときでも、歯ブラシ+歯間ブラシだけはやる。
自分にできる数少ない予防策ですし、十分なオーラルケアは生活の上でもメリットが大きいと思います。
それに何より、「これでなったら仕方ない!」と割り切れます。
一年経っても閃輝暗点やたちくらみがあって不安もあったけれど、やっぱり心臓の手術を経験した他の方に励まされたのは大きかったです。その意味でもブログを書いてよかったと思いますし、感謝しています。
「焦り」の気持ちはやっぱり変わりません。
いま動けるうちに、出来ることをやっておかないと。
最近は暑さやコロナのこともあって、けっこうぼんやり過ごしてしまう日もあるけれど、やっぱり学んだことは肝に銘じて、しっかり生かしたい。
自分のなかでは「”まだ”2年目だぞ」という心境だけれど、怖気づくことなく、さらにチャレンジを重ねたいと思います。