7月6日
 
検査:検体検査、一般撮影
(受付票にある通り書くことにした)
 
血圧:121/73
脈拍:90
 
 
結果:変化なし。心拡大無し。心雑音も変化なし。(心雑音は自分ではなかなか分からないので安心した)
 
 
偏頭痛の相談。
頻度は少ないし、なんとか対処できているので、様子見。
 
歯科についての相談。
先生いわく「知っておいてもらわないと困る」と。
場合によっては手紙を書いてもよいが、それは本筋ではないと思うし、先生もそう考えておられた。
 
人が少なく余裕があったからか、珍しく雑談をしました。
 
 
次回は2月。
 
 
………………
 
 
運動はコロナ前にハイキングやジョギング、軽いトレーニング程度をしていると伝えたところ、「いいね」と。
やはり出来る範囲で運動してゆくことが大事とのこと。(一般的な健康のためにも)
 
 
偏頭痛は様子見……。
頻度は増えていないし、自分で睡眠等対応して防げるのなら一番いい。
気になったら脳神経系のところを受診するかもしれない。
 
 
歯科の件。
 
「歯科での予防投与の件なんですが、サワシリン8カップなんて聞いたことが無い、と言われてしまった」とそのまま伝えた(笑)
 
そうしたら「知らないでは困る」と。
領域が重なるようなところは「コラボレーション」が必要だと言っていました。
 
「医科と歯科の壁を感じた」という印象もそのまま伝えました。
 
「こっちで(啓蒙活動を)やっても、来ないしねぇ」とつぶやいていた。
 
 
更に細かく言うと、
 
・一般的に感染性心内膜炎ハイリスクである患者には予防投与が必要であることは分かってもらっているけれど、薬の出し方(種類や量、飲み方など)については理解してもらっていない
・主治医からの指導であることを説明し、ガイドラインを参照して歯科医にも説明したが「出せない」の一点張りだった
 
「素人なりにガイドラインを読んで説明したんですが……」
と話したら、今までにないテンションの高さで反応してもらって驚いた。
 
「読んだんだ、書いてあったでしょ?」
「歯石除去でも強く推奨する、と書いてありました」
 
 
血液培養のときに手技とコンタミネーション(菌の混入)の話をしたり、原因となった菌が比較的珍しいものだというのを何度も説明していた先生ですしねニヤリ
 
 
そこからいろいろなお話を伺いました。
 
日本と欧米の研究規模の違い。
予防投与の効果を確かめる難しさ。
飲み方も見解が分かれるとか。
感染性心内膜炎は菌のかたまりが全身に飛びうるので、何が出るか分からないから恐ろしい。持ち直せないこと(亡くなる)も十分にある。
 
 
症例対照研究の話が出たり、ちょっとした市民講座みたいでした。
予防投与についてエビデンスが弱いのは、やっぱり試験管ではなくて実際の世のなかが対象ですから、効果だけを見極めるのが難しい。
 
 
歯科に手紙を書いてもよいけれど、主治医は「よいけどね……」という感じだし、私も本筋とは思えない。
言葉は悪いけれど、何かあったら対応できないし責任もとりたくないので「循環器科の指示でやった」という口実が欲しいのか、面倒くさいのでやりたくない、というように見えてしまう。歯科の先生からしたらまた違う事情があるとは思うのだけど……。
 
循環器内科なら不測の事態にも対応もできるし、整腸剤なども出してもらえるので「とりあえずそうします」と伝えた。
 
 
感染性心内膜炎で、既存の抗菌薬が使えない場合もあるのか、と聞いたのは、抗菌薬に対するアレルギーとか、耐性菌のことを前に聞いたから聞いてみたのだけど、カビみたいなの(真菌?)もあるよっ、と予想外の回答だった。
 
 
再発はどこで疑うのかとも聞いてみた。
心雑音なのか、発熱なのか、採血の結果なのか、レントゲンの結果なのか。
 

と、こう聞いてみたら、最初はやはり臨床、継続的な不明熱であると。

 

 

 

「仕事はどう? 病院もそうだけど、やっぱり影響はある?」

「大ありです」

 

笑い泣き

 

 

「で、次は2月……採血もいれるかなぁ、でもこの時期風邪とかで出ちゃうからね」

「それなら無いほうがいいですよね(誘導)」

 

ということで、エコーとレントゲンだけになりましたてへぺろ

 

 

出しゃばらないように気をつけながら、なんとなく疑問に思っていたこともしっかり聞けたし、楽しいミニ講座もして頂いて充実した受診でしたウインク