7月1日、日曜日。晴れ。
朝5時30分起床。
検査なし。
遅くまでテレビを見て、テレビをつけっぱなしにして寝る老人。ぴかぴかまぶしい。
そうしてテレビカードを浪費するがいい……。
早朝、外のベンチに座る。
涼しい風。すがすがしい空。
これから猛暑だ。
いよいよ明日。
こわい、楽しみ、こわい。
ほんの少し、楽しみでもある。
どこまで私は快復するだろうかと。
パワーアップすると言ったら、少し違うのだけど。気持ちとしては、そんな感じ。
しかし怖い。
なぜ手術台に自分で上がらせたりするのか。
さぁ、私を調理してくれ、と、まな板に身を投げ出すような気分。
もちろん実際は、食べてもらうためではなくて、治してもらうためなのだけど。
13時30分、ICUの看護師さんが来た。
ICUはこんな感じですー。
機材だらけ。一床二人だったか、二床一人だったか、看護師さんが常駐している。
終わり!?
慌てて質問三昧。
「目が覚めたら、どんな感じですか!」
麻酔が効いていてぼーっとしている。呼ばれてちょっと起きる感じ。
ドレーンは、小切開の場合は一・二本。正中切開だと四本くらい胸に入る。
「呼吸器いつとれますか! えづきませんか! 早くとってくださいね!」
いまからすでに必死(笑)
嫌な汗をかいた。
サンドイッチとワッフルを間食

いつもどおり、21時には寝たい。
眠って、起きたら。
痛いかな……苦しいかな……。
まだ、やりたいことがたくさんある。
早く元気になるぞ!
