6月25日、月曜日。曇り。
朝7時00分起床。
検査無し。
入院続行です。

眠れなかった。
喉の乾き、気持ち悪さ、動悸。
何度も起きて水を飲んだ。
ざくろの天ぷらを熱いお茶に突っ込む夢を見ていて、すごく気持ち悪かった。吐き気がした。
それから、カテーテル検査の夢を見ていた。
早まる心拍。顔がしびれ、鼓動に合わせて目の前が真っ白になる。意識が飛びそうになる。
このまま放置されて死ぬんじゃないかと思った。
頻拍のひとはいつもこんなに辛い思いをしているのだろうか。堪えられない。
ナースコールを押し、なんとか「どきどきしてやばいです」と言った。さらにもう一度動悸っぽい感じが来たので、頼んで心電図もとってもらった。
モニター心電図では、睡眠時50程度の心拍が、110まで上がっていたらしい。悪夢のせいだと思うけど、逆に、心拍が上がって悪夢を見た、とは考えたくない。心臓で何かが起きていることになる。
一時間くらいの間隔で目が覚めてしまい、眠れなかった。
はい、朝食も喉を通りません。
胃がきりきりする。
これで退院って、本当に!?
味噌汁と牛乳以外残した。
はぁー。
ふらつき、めまい、頭痛、食欲不振。胃が締め付けられる感じ。いつものやつだ。
朝9時、外科の先生から話を伺った。
まずは顔合わせという感じだった。
エコーの結果などを見せていただいた。ジェットがあり、逆流の面積が広い。
・逆流が強く、いまは軽度だが心拡大しつつあるため、外科的治療が必要
・弁の修復(形成)を目指すが、実際に見て置換術にすることもある
・自律神経の関係もあるかもしれないが、弁の問題を治してから考えてみてはどうか(外科の先生らしいお言葉)
・先天的な逸脱と、感染性心内膜炎による破壊による逸脱は異なる
そこに循環器内科の先生が来て相談。
昨日のこともあり、入院を続けることにした。
数日様子を見るか、いっそオペまであと二・三週入るか。
はああぁぁぁーーー(´TωT`)
「退院します」と言えば退院させてくれたのだけど。
これじゃ、普段の生活も出来ない。
迷ったあげく、ビビってしまったんだよなぁ。
ただ、この体調では帰れないのは確かだった。
昼も残した。胃が締め付けられる感じ。
精神的に結構来ているかもしれない。
手術は覚悟したつもりでいたけど、それ以外のことが。
ずっとベッドで寝ていた。
トイレついでにちょっとだけ廊下に出て、退院のあいさつをした看護師さんに、あいさつした。
「またお世話になりますぅ」
めちゃくちゃ笑われた

夕方5時頃、先生が来た。
やはり外科の先生に切り替わるのは術直前。
夜はぜんぶ食べられた。
朝からあれだけつらかったのに完食、胃の症状では無いのか……。
いっそ、早く手術をしたい。
予定では数週先になる。
が、いざやるとなったらやはり怖いのだろうな。
一歩進んで二歩下がる、そんな一日だった。
夜21時30分就寝。