6月5日、火曜日。晴れ。
朝4時37分起床。
血液検査のみ。
点滴の速度速すぎだったので、「最速でも30分ペースでしょー!?」と心のなかで叫びながら、こっそり遅くした。
もう、だだだだだー!って感じだった。看護師さんの都合はあるのでしょうが、困ります……。
勝手に遅くしたのは、ここだけの話

朝、先生と話す。
血液検査のCRPも問題ないと。
おそらくめまいについても楽観されているのかなと思うけど、後で書くように、そうは問屋がおろさない。
今日もリハビリ。
バイクの負荷を上げてゆく。こぐ速さはいつも通り。
バイクのこぐ速さ、私は音の高さで捉えている。速すぎるとモーター(?)の音も高くなる。逆も同じ。
けど、となりに人が来ると隣の音となんとも言えない不協和音が生じる。しかも、こぐ早さの目安となる音(メトロノームのようなもの)もバラバラに鳴るから、すごく気持ち悪い。
ふらふらしだして、倒れるかと思った。
やっぱり神経的なものなのかな。
心拍は118程度まで上がった。
負荷から言って、一般人レベルには遠い……。
今日は、めまいの実験をひそかにしていた。
トイレなど、低く座ると起きやすい。というかトイレではだいたいフラフラ、酷いとぐわんぐわんする。後頭部がしびれる感じもする。足先が冷えて、しびれる。
座ったまま体をゆすると、すこしだけ酷くなる。座ったまま、おじぎをするかたちで頭を足にくっつけると、それはもう酷くなる。
高く座ったり、立っているときには出にくい。
運動が関係することもあるけど、低く座ったときのほうが関係はありそう。
ここまで分かったので、ベッドを目一杯下げて座って、体を揺らしてみた。
すぐにめまいがきた。
よし、今日は体調最悪だ。
揺らし続けると、後頭部がひやりとして、首に嫌な汗がにじむ。
ぐらぐらが強くなってきたのでやめる。
これ、地震のあとの酔いにかなり近い。プラス後頭部の重たい感じ。
とはいえ、三半規管的なものなら、もっと酷いのではとも思う。それに耳鼻科の検査にひっかかるはず……。
とりあえず、めまいが起こりやすい条件は分かったけど、だからといってトイレに行かない訳には行かない。トイレで座らないわけにも行かない。
一歩進んだぞ、わはは。
そんな心持ちで今日もまんじゅうを食べながら本を読む。
たまに、看護師さんが受け持ちでもないのに顔を出してくれる。特別世話になったわけでもないのに、ありがたいな。
繰り返し書いているけど、睡眠はなかなかの難題。
点滴の針が邪魔で邪魔で、悪夢つづきの、くまさんコース。
なんとかならないかねえ、慣れるものでもなさそうだし。
と、ぶつぶつひとりでつぶやいていた。
夜20時30分就寝。