5月9日、入院13日目。
今日も検査なし。
そう頻繁にやられたら、泣いてしまう

就寝~起床時の胸痛。いつも通り。
一度ナースコールで当直の医者に来てもらい、心電図を見てもらった。ときおり徐脈があるものの、問題ないとのこと。
朝、抗生剤点滴。
朝食後、先生が来られた。
今後の検査について聞く。エコーは毎週。採血、血液培養は今回の結果で適宜判断してゆくとのこと。
直後、黒糖まんじゅうを取り出して食べる。コンビニに二つ置いているのだけど、すぐに売り切れる。
なので、食べたいときは、朝食後すぐに下に買いに行き、コンビニの業務用電子レンジで10秒加熱し、あつあつのまま病室に持って帰る。
やはり戦利品はうまい。まんじゅうとお茶って、どうしてこんなに美味しいのだろう。ブログを読み返すと、私、三回もまんじゅうを食べると宣言している(笑)
ふと、正岡子規「仰臥漫録」を思い出す。病に臥し、死に面した子規が、日々の記録のなかで食べ物のことをやたら細かく書いたのは何故か。今ならすこしは分かる気がする。
入院して最初の数日は、「あと何日続くんだろう」と思ってうなだれていたけど、やりたいことをどんどん進めようと決意した。中学一年生レベルの英語をやり直す。読書にしても、自分にノルマを課して進めてゆく。
絵も挑戦したいけど、そうすると一・二ヶ月では短すぎる。関心を広げすぎるとかえって何も手がつかなくなる。ひとつずつやろう。
ともかく、こう考えれば、「あと何日続くんだろう」が、「あと何日で、やらなきゃ」というふうに変わる。目標を立てると、気持ち的に大きな転換になると思う。
不思議なことに、今のほうが充実している気がする。