今回は…「アッサンブラージュの天才」と称される凄腕ワインメーカー「ジャン・マルク・ラファージュ」氏が当主を務める、「ドメーヌ・ラファージュ」の“タロンハ・デ・グリ”2022年VT…をいただきました。(^^♪
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【ドメーヌ・ラファージュとは?/サイトより引用】
ドメーヌ・ラファージュは17世紀に設立された南仏の歴史あるワイナリー。
スペインとの国境、ルーシヨン地方の「ペルピニャン」に本拠を置き、160haに渡る畑を所有。
ピレネー山脈の麓にある標高の高い畑や地中海に面したエリアなど、地質が複雑に入り混じったルーション地方で、バラエティ豊かなワインを産み出しています。
ドメーヌの現当主ジャン・マルク・ラファージュ氏は、モンペリエ大学で醸造学を専攻、卒業後は世界中の様々なエリアでワイン造りに携わり、『天才醸造コンサルタント』として全世界から注目されるまでになりました。
36歳でドメーヌを引き継ぎ、その後は地元ルーション地方のテロワールを表現するワイン造りに専念しています。
房を間引くことにより収量を抑え、凝縮させた葡萄を全て手摘みで収穫、果実味を最大限に引き出し、『アッサンブラージュの天才』と称される神業で、仕込まれるワインは、数々のキュヴェがパーカーポイント90点以上を獲得するなど、世界中が大絶賛。
今や南仏最高峰とも言える凄腕ワインメーカーです。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/白(オレンジ)
■タイプ/辛口
■生産国/フランス
■生産地/オクシタニー、ピレネー・オリアンタル、ペルピニャン
■生産者/ドメーヌ・ラファージュ
■品質分類/I.G.P.コート・カタラン
■セパージュ/グルナッシュ・グリ(70%)、ヴィオニエ(20%)、ミュスカ(10%)
■ALC/14%
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光沢のある外観。色調はほのかに赤みを帯びた淡い橙色。粘性は中庸。
香りのトップノーズは、柑橘類、黄桃、アプリコット、洋梨、チェリー、オレンジピールの果実香が主体で、アカシア、菩提樹、ドライハーブ、紅茶やピンクペッパー、甘草、生姜、蜂蜜、火打石、石灰のようなミネラル香が徐々に感じられます。
味わいのアタックは力強く、少々のドライな風味を含んだまろやかな果実味と口当たりソフトで伸びやかな酸味が広がる。中盤からは、それらのニュアンスにしっかりとしたほろ苦さがテイストにさらなる厚みを付与。余韻にはミネラル、スパイス伴った葡萄の濃縮されたコク深い旨味を残す
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ストラクチャーはなかなか骨太ながらも、テクスチャーはボリューム感の中に洗練された優美さも感じる、なかなか飲み応えのあるエレガントなオレンジワインでした。(^^♪
★HP 83pt
