2005年に設立された西オーストラリア州のワイナリー「ラリー・チェルビーノ・ワインズ」。
今回は…そのブランドの一つ「アド・ホック」シリーズの中から、“カルテ・ブランク・プロセッコ”…をいただきました。(^^♪
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【ラリー・チェルビーノとは?/サイトより引用】
大学時代、ともに園芸学を勉強したラリーと彼の奥様が経営する、西オーストラリアの生産者ラリー・チェルビーノ。幼い頃から身近に葡萄栽培とワイン造りの環境があった二人は自然にこの道を志すようになり、2004年にフランクランド・リヴァーに自分たちの区画を購入しました。“いいワイン”は必然的に、ある程度“手放す”ことで完成するという信念のもと、彼らはオーガニック栽培を行っています。
西オーストラリアの多様性に富んだ地形と、ふたつの大海がもたらしてくれる葡萄にとって最高の気候条件により、葡萄は見事な状態に熟すことができます。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/辛口
■栽培/オーガニック栽培
■生産国/オーストラリア
■生産地/西オーストラリア州
■生産者/ラリー・チェルビーノ・ワインズ
■原産地呼称/
■セパージュ/グレラ(100%)
■ALC/11.5%
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【外観】
輝きのある澄んだレモンイエローの色調。気泡は少なめなものの細やかで、絶え間なく液面に立ち昇って来る。
【香り】
トップノーズは青リンゴ、白桃、洋梨の果実香が主体。徐々にアカシア、カモミールの花、ドライハーブ、レモンピール、ほのかに白胡椒、ジンジャーやアーモンド、ブリオッシュの発酵由来の要素が感じられるが、全体的にはニュートラルな印象。
【味わい】
アタックは軽快で溌溂としており、しっかりとした力強い泡の刺激感とフレッシュな果実味、伸びやかな酸がバランス良く調和。中盤からは心地良いミネラリーかつビターなニュアンスが輪郭を引き締め、甘酸っぱさと香ばしさが融合したほのかな旨味を余韻に残す。
【総評】
西オーストラリア州の清々しい果実感と洗練された綺麗な酸を備えた、品のあるストラクチャーとクリーンなテクスチャー感じる「オーストラリアのプロセッコ」でした。(^^♪
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「オーストラリアのプロセッコ」…よくよく考えるとかなり「?」を感じますが、どうも「プロセッコ」という名称に関しては、EUとオーストラリアの間で長年にわたり議論(対立?)しており、いまだに未解決案件で、「プロセッコ」という名称を表示して販売できるのはEU以外の市場のみのようですね。(@_@。
★HP 82+pt



