バルバレスコ・モンテルシーノ/ヴィジン(2020) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伊・ピエモンテ州を象徴する単一品種のワインをリリースしている、新進気鋭の若手生産者「ダヴィデ」氏が弱冠22歳で創設したワイナリー「ヴィジン」。
今回は…「イタリアワインの女王」と称される、“バルバレスコ・モンテルシーノ”の2020年VT…をいただきました。(^^♪

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【ヴィジンとは?/サイトより引用】
バルバレスコ、トレイゾ村の新進気鋭の若手生産者。祖父オーランド・ヴィリーノ氏が1947年に葡萄作りを始め、2002年に孫であるダヴィデ氏が弱冠22歳で創設。トレイゾ近隣に5haの小規模な畑を持ち、独自の哲学に基づきその情熱をワインに注ぎ込んでいます。1980年代にバローロ・ボーイズが栽培や醸造法を改革し、物心がついたときにはモダン・バローロが存在していたダヴィデ氏は、伝統や革新にとらわれることなく、自由な発想で畑と向き合っています。
2007年には、1981年生まれの友人5人で“ランガ・スタイル”という生産者グループを結成。2000年代に元詰めを開始した歴史の浅い小規模ワイナリーの集まりながら、今最も勢いのあるバルバレスコ/バローロの生産者グループとして注目を集めています。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、クーネオ、トレイゾ
■生産者/ヴィジン
■品質分類/D.O.C.G.バルバレスコ
■セパージュ/ネッビオーロ(100%)
■ALC/15%

【外観】
艶のあるエッジ部分がほのかにオレンジ色を帯びた濃いめのラズベリーレッド。粘性は豊かで、凝縮感とアルコール度数の高さが伺える。
【香り】
トップノーズはラズベリー、ブルーベリー、カシス、乾燥イチジク、干しプラムの果実香が主体で、徐々に牡丹、バラ、ドライハーブ、紅茶、タバコの葉、シダ、土、針葉樹、樹脂や甘草、シナモン、ナツメグ、カカオ、なめし皮、タール、鉄分、樽由来の心地良いロースト香等、複雑性の高い芳香が感じられる。
【味わい】
アタックはしなやかで、ドライなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と生き生きとしたフレッシュな酸味が融合した、優美なフレーヴァーが広がる。タンニンは骨太ながらも口当たりシルキーで、少々のビターかつミネラル、スパーシーなテイストを含んだ、葡萄の瑞々しいピュアな旨味を残す。
【総評】
アルコール度数の高さはさほど気にならないほどの、純粋に葡萄本来の旨味が感じられる、気品溢れるエレガントな味わい。
「イタリアワインの女王」の面目躍如と言ったところですね。(^^♪
HP 83+pt


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