今回は…伊・カンパーニャ州で最も古いカンティーナの一つである「カンティーネ・ディ・マルツォ」の“グレコ・ディ・トゥーフォ/カンティーネ・ディ・マルツォ”2023年VT…をいただきました。(^^♪
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【カンティーネ・ディ・マルツォとは?/サイトより引用】
1647年にシピオーネ・ディ・マルツォによって始められたカンパーニャ州で最も古いカンティーナの一つで、かつてムッソリーニが表敬訪問したことがあるほど深く長い歴史を持ちます。2009年には現当主フィリッポ・ディ・ソンマ氏の母方のマルツォ家から父方のナポリの貴族ソンマ家の管理下に移りましたが、その息子フェッランテ氏がフランス、イギリス、ロシアへ渡り、ワイナリー経営のための哲学を学び持ち帰ったことで新たな時代に突入しました。葡萄畑は粘土と石灰岩が混じり合った土壌で、22haに渡ります。海抜200mから500mの南西向きの傾斜地にあり、日夜の寒暖差の激しい寒く乾燥した気候が特徴です。17世紀に持ち込まれた葡萄の木を、元来の葡萄が保持する性質が変わることの無いよう丁寧に管理し続けています。カンティーネ・ディ・マルツォは「葡萄への愛」と「最高品質の追求」という同じ哲学を栽培者たちと共有し、強い絆で繋がっています。
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■ヴィンテージ/2023年
■種類/白
■タイプ/辛口
■認証/SQNPI
■生産国/イタリア
■生産地/カンパーニャ州、アヴェッリーノ、トゥーフォ
■生産者/カンティーネ・ディ・マルツォ
■原産地名称/D.O.C.G.グレコ・ディ・トゥーフォ
■セパージュ/グレコ(100%)
■ALC/13%
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輝きのある外観。色調はグリーンがかった淡いイエロー。粘性は中程度。
香りのトップノーズは、柑橘類、青リンゴ、桃、洋梨、花梨の果実香が主体で、白い花、菩提樹、スイカズラ、ドライハーブ、干草や白胡椒、丁子、蜂蜜、火打石、貝殻、石灰のようなミネラル香等が徐々に感じられます。
味わいのアタックは軽快で、少々のドライなニュアンス伴ったフレッシュな果実味と引き締まった伸びやかな酸味が広がり、しっかりとしたビターかつミネラリーなテイストを含んだ、葡萄の瑞々しいピュアな旨味が余韻に向けて持続。
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豊富なミネラルと酸が下支えした、清々しい質感の中にしっかりとした骨格も感じられる、凛々しいストラクチャーを持ったVINO BIANCOでした。(^^♪
★HP 82pt