ニュイ・サン・ジョルジュ/レ・ヴォークラン/ルイ・ジャド(2011) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、「ルイ・ジャドを語らずして、ブルゴーニュを語れず」と言われるほどのブルゴーニュを代表する生産者である「ルイ・ジャド」の“ニュイ・サン・ジョルジュ/レ・ヴォークラン”2011年VTをいただきました。

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【ルイ・ジャドとは?/サイトより引用】
ルイ・ジャド社は1859年に由緒あるブドウ栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって創設されました。
1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの総面積の半分や、1826年に取得したボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュ、現在までモノポールであるクロ・デ・ズルシュールに加え、ブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々に取得し、現在約240haの自社畑を所有するブルゴーニュ有数の大ドメーヌとなるとともに、優れた品質のワインを提供するネゴシアンとしても高い評価を受けています。 
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■ヴィンテージ/2011年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ、ニュイ・サン・ジョルジュ
■生産者/ルイ・ジャド
■原産地名称/A.C.ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ
■セパージュ/ピノ・ノワール(100%)
■ALC/13.5%

色調は輝きのあるエッジ部分がほのかに褐色を帯びた淡いラズベリーレッド。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ラズベリー、チェリーの果実香に牡丹、スミレ、バラ、シダ、ゼラニウムや甘草、シナモン、なめし皮、腐葉土等、ピノ・ノワール特有の芳醇な芳香が感じられます。
味わいはビター感を伴なったまろやかな果実味としっかりとしたコクを感じる引き締まった綺麗な酸味から、キメ細やかで口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、甘酸っぱい新鮮果実の風味と少々のミネラリーなニュアンスが調和したエレガントなテイストを余韻に向けて残す。

しっかりとした小気味よい酸味が下支えした、しなやかな舌触りのチャーミングな味わいの一本。
ルイ・ジャド、流石の「安定感」といったところでしょうか。
HP 80pt

 


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