今回は100年以上続く歴史あるワイナリー、「ヴィセンテ・ガンディア」のリオハ、テンプラ100%のVino Tintoをいただきました。
■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/スペイン
■生産地/ラ・リオハ州
■生産者/ヴィセンテ・ガンディア
■原産地名称/D.O.Ca.リオハ
■セパージュ/テンプラニーリョ(100%)
■ALC/14%
色調は落ち着いた色合いのほのかにオレンジがかった濃いめのガーネット。粘性はやや強めな印象。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラム、乾燥したイチジクの果実香と牡丹、針葉樹、タバコ、腐葉土や甘草、丁子、ナツメグ、チョコレートの芳香から、樽由来のヴェニラ香やなめし皮のニュアンスもほのかに感じられます。
味わいはまろやかな果実味と円みのあるしなやかな酸味、しっかりとした芯を感じるキメ細やかでシルキーなタンニンが一体となったテイスト。余韻には心地良いスパイス感を含んだエレガントなフレーヴァーが口中に広がります。
抜栓直後は若干硬さが感じられますが、時間の経過とともに熟れたテイストに変化してきます。
クリアンサだけあって、樽の効き具合もそこそこ程良い感じで、全体的にはスマートな味わい。
ちょっと赤が飲みたいかな?などど思った時に重宝しそうな一本ですね。
☆ 78+ pt ☆