ペーター&ペーター/ピノ・ノワール(2012) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、ドイツ国内で1位・2位の出荷量を誇る巨大ワイナリーである「ジンマーマン社」のピノ・ノワールをいただきました。

 

 

■ヴィンテージ/2012年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/ドイツ
■生産地/ファルツ地方
■生産者/ZGM(Zimmermann Graeff & Muller GmbH & Co.KG)
■セパージュ/ピノ・ノワール(100%)
■ALC/13%

色調は輝きのある赤みを帯びた澄んだルビー色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、チェリー、ブルーベリーの果実香と牡丹、バラ、スミレや甘草、シナモン、なめし皮、腐葉土等、華やかな芳香が感じられます
味わいはフレッシュ感を残すまろやかな果実味と伸びやかで優しい酸味から、軽やかでシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻には少々のビターかつスパイシーなニュアンスを伴ったエレガントがテイストが持続。

こちらのワイン、神の雫(マリアージュ)に金目鯛のカルパッチョに合わせて出したワインとして登場。白身魚の眠っている鮮烈さを、赤ワインの持つ陽性の力が、一瞬にして引き出す、「朝の目覚めのマリアージュ」と表現されていました。

雑味を感じないとてもクリーンでピュアな味わいのピノ…確かに、「朝の目覚め」とは言いえて妙かも?(笑) 。

シュペートブルグンダーではなく、フランス名のピノ・ノワールと名乗ることから、ブルゴーニュに負けないピノ・ノワールを造り上げるんだという意気込みを感じる、ブルゴーニュ産とはまた違った意味で、飲み手を選ばない万能型の一本と言えそうです。


☆ 78+ pt ☆

 

 


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