トスカーナ州、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ生産地区の最南端に居を構える歴史ある造り手“コル・ドルチャ社”のスーパー・タスカン。
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【コル・ドルチャ社とは?/サイトより引用】
ブルネッロ生産者の中でも最大手の一つであるコル・ドルチャ社は、モンタルチーノ地区の南斜面、標高450mに540ヘクタールの土地と最新の設備を備えた醸造所を所有しています。
石灰岩土壌で日当たりが良く、霧や氷結とは無縁に等しいこのブドウ栽培に適した土地にはブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)種を主に数種類の外来品種が植えられています。
十数年前からフィレンツェ大学と共に手がけているクローンの選別、また高密度への株の植え替え(4500~5000株/HA)、コルドーネ・スペロナートの導入、収穫率を大幅に押さえるなどのブドウ本質の改善に加え、醸造設備の最新化などの多大な投資と努力が実り近年目覚ましい品質の向上を遂げました。
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■ヴィンテージ/2011年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、モンタルチーノ
■生産者/コル・ドルチャ社
■原産地名称/D.O.C.サンタンティモ
■セパージュ/メルロー(50%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(30%)、シラー(20%)
■ALC/14.5%
■購入価格/3,229円
◆色/輝きのある紫がかった濃いガーネット。粘性は豊か。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香と針葉樹、シダ、メントール、ナツメグ、甘草、丁子の芳香や胡椒、干し草、スーボワ、樽由来のヴァニラ香が感じられます。
◆味/フルーティーな果実味と落ち着きのある穏やかな酸味に、しっかりとした厚みがありながらも、シルキーで柔らかい口当たりのタンニンが溶け込んだエレガントでバランスのとれた味わい。余韻にはスパイシーなニュアンスと心地良いほろ苦さが口中に残ります。
アタックからフィニッシュまで、メルロー、カベルネ、シラーの3品種の個性が上手く調和したテイストに仕上げられたなかなか美味なvino rossoでした。
☆ 82 pt ☆