2008年にロバート・パーカーのワイン・バイヤーズ・ガイド(米国)、ワイン・レポート(欧州)の両方で南アフリカNO.1ワイナリーに選ばれた1776年設立の南アフリカはフランシュック・ヴァレーにある“ブーケンハーツクルーフ”。
今回はそのお手軽価格のワインをいただきました!
ワイン名は“ザ・ウルフトラップ”!
何でも、ヨーロッパの植民者達がフランシュック・ヴァレーに住み始めた18世紀頃、彼らは山にオオカミが住んでいると信じて「ウルフトラップ(狼のワナ)」を仕掛けたのですが、実際には狼は居ませんでしたというオチ?から名付けられたんだそうです。(笑)
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【シラーとは?/サイトより引用】
赤ワイン用の代表的な品種の1つ。シラーズはイランの都市名であるが、フランス・ローヌ地方が起源とされる。ローヌ地方の代表的な品種である他、オーストラリアでは最も重要な品種である。南アフリカ、チリなどでも栽培されている。ワインはフルボディで香味が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べタンニンが「新鮮」なのが特徴である。他の品種との混醸や混和も見られる。栽培される気候や風土によって味が異なる。ローヌ渓谷北部のコート・ロティやエルミタージュ、オーストラリア産が有名。果実は熟するとしなびやすい。
【ムールヴェードルとは?/サイトより引用】
フランス南部の他、スペインやオーストラリアで栽培される黒葡萄の品種である。スペインではモナストレル、豪州ではマタロと呼ばれる。暑く乾燥した土地で良く育ち、芽吹きが遅いうえ遅霜に強い。若いワインは渋みが強いので他の品種とブレンドされることが多い。豪州ではグルナッシュ、シラーズとブレンドされ、各品種の頭文字を取ってよくGSMと称される。ただし長期熟成が可能で、この品種のみから作られた高級ワインも存在する。
【ヴィオニエとは?/サイトより引用】
主にフランス・ローヌ地方で栽培される、強い芳香が特徴の葡萄品種である。主としてフランスのローヌで、コンドリューやシャトー・グリエといった非常に小さな地区で使われる。比較的栽培量の少ない品種ではあるが、近年アメリカやオーストラリアなどでの生産が増えている。酸味が少ないため醸造は難しい方である。シラーズにわずかにブレンドされることもある。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/南アフリカ
■生産地/フランシュック・ヴァレー
■生産者/ブーケンハーツクルーフ
■セパージュ/シラー(67%)、ムールヴェードル(31%)、ヴィオニエ(2%)
■熟成/フレンチオーク樽で8ヶ月それぞれ品種毎に熟成し、ブレンド
■ALC/14.5%
■購入価格/1,163円
◆色/輝きのある紫がかったかなり濃いめのルビー色。粘性はねっとりとしており、かなり熟した印象。
◆香/ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの熟した果実香と黒胡椒、シナモン、チョコレート、カカオやアルコールの力強い芳香が感じられます。
◆味/酸味は控えめなものの、凝縮感のある豊かで濃厚な果実味と厚みのある逞しいタンニンが感じられる骨太な味わい。余韻として力強いアルコールの風味とスパイス感がミディアム?とは思えないほどしっかりと長く持続します。
近年急速に発展してきた南アフリカのワイン業界…ワイン造りに適した気候・立地、そして圧倒的に安い人件費等はもちろんのこと、世界中からワイン醸造家が集結したことによるワイン造りの技術の向上…まあ、要因は様々でしょうが、間違いないのは、この価格帯でこのクオリティの高さ!“お見事”の一言です!
☆ 80 pt ☆


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