バラオンダ・バリカ | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

モナストレルの造り手として、旨安ワインの王として、脚光を浴びる“バラオンダ”。

どうも、あのパーカーさんが大注目してるワイナリーのようで、今回いただいた“バラオンダ/バリカ”の2010年ヴィンテージは、千円台にしてパーカー・ポイント92点を獲得したんだそうです。


BARAHONDA HP

バラオンダ・バリカ

■ヴィンテージ/2011年

■種類/赤

■タイプ/フルボディ

■農法/リュット・レゾネ

■生産国/スペイン

■生産地/レバンテ、イエクラ

■生産者/バラオンダ

■原産地名称/D.O.イエクラ

■セパージュ/モナストレル(75%)、シラー(25%)

■土壌/石灰質(70%)、砂質(15%)、粘土質(15%)

■樹齢/40~45年

■発酵/ステンレス・タンク

■熟成/オーク樽熟成4~6ヶ月、瓶熟成6~8ヶ月

■ALC/15%

■購入価格/1,158円


外観は、紫がかった濃いめのガーネット。粘性は豊か。

香りは、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの果実香や黒胡椒、甘草、そしてオーク香のニュアンス。

果実味はフレッシュで、酸味は穏やか、どちらかと言えばドライでビターなタンニンが前面に押し出された味わい。時間の経過とともに、アルコールの風味が顔を出して来ますが、それによって味わいが壊れるわけでなく、むしろ厚みがプラスされ、心地良いフレーヴァーに変身。余韻として残るスパイシーな口当たりもさらに深みが増します。

果実味はフレッシュで、酸味は穏やか、抜栓直後はどちらかと言えばドライでビターなタンニンが前面に押し出された印象が強く感じられますが、時間の経過とともに滑らかで柔らかいテイストに変化してくるので、全体的にバランスの取れた味わいに。余韻として残るスパイシーな口当たりも程良く続きます。


スペイン・ワインの情熱的で力強いイメージとはちょっとかけ離れた?クールで洗練されたテイスト…非常に飲み易い仕上がりになっています。


“旨安ワイン王”の冠、やはり伊達じゃないですね!(笑)


☆ 80 pt ☆


バラオンダ・バリカ 2011
¥1,598
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