ニュージーランドというと…個人的には、新世界の中でもオーストラリアの陰に隠れた地味な産地という印象が強く、不覚にも今まであまりいただいたことがありませんでした…(^^;;)
今回いただいたのは…
ニュージーランド国内でブドウ栽培面積第2位を誇り、商業ワイン発祥の地でもある「ホークス・ベイ」。
そこに自社畑があり、プレミアムからデイリーなワインまで、品質が安定した完成度の高いワイン造りで有名な“モートン・エステート”のワインです。
ホークス・ベイ/メルロー・ブラックラベル

セパージュは、メルロー100%で、ALCは13.5%。
香りは、プラム、カシス等のジューシーな果実香と木樽のニュアンス。
味わいは、程良い果実の凝縮感とまろやかな酸味・タンニン、余韻として残るスパイシーなニュアンスが印象的。
全体的に、メルロー特有の豊かな果実感というよりも、バランスが取れたスマートで清涼感が感じられるワインでした。
ホークス・ベイ/シャルドネ・ホワイトラベル

セパージュは、シャルドネ100%で、ALCは14%。
香りは、桃、梨等の芳香と柑橘系や青草のニュアンス。
フレッシュかつクリーミーな果実味と爽やかな酸味のバランス加減が絶妙な味わい。喉越しも微風のようなミネラル感溢れる心地良さが感じられます。
以上、今回初めてニュージーランドのワインをいただいたんですが、そのクオリティの高さに驚き!
特に「シャルドネ」の完成度の高い味わいには感服しました。
今まで、ニュージーランド=ソーヴィニヨン・ブランの知識しかなかった自分が恥ずかしい…(苦笑)
いやぁ、いずれにしても…これからは間違いなく“ニュージーランド”にも大注目です!