深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

年明け2日目…今年も昨年(2025年)いただいた多くのワイン達の中から、「日々是葡萄酒大賞」を発表させていただきます。(^^♪
注)例年のことですが…完全自己満足の投稿かつ長文ですので「あしからず」。m(__)m

まず最初に…「2025年」、とても魅了された4本から…(^^♪
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  ☆ボルゴーニョ/ノー・ネーム(2021)

1861年イタリア統一記念晩餐会の公式ワインリストにも載っている、1761年創業のピエモンテ州で最も古い由緒あるバローロの造り手「ボルゴーニョ」。
その「ボルゴーニョ」が、「D.O.C.G.バローロ」になる規定をクリアしていながら、些細な理由?で認められなかった憤りから、敢えて格下げをしてリリースした、“ボルゴーニョ/ノー・ネーム”2021年VT。

■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、クーネオ県、バローロ
■生産者/ボルゴーニョ
■原産地呼称/D.O.C.ランゲ
■セパージュ/ネッビオーロ(100%)
■ALC/14%

フレッシュなニュアンスを伴なったまろやかな果実味と生き生きとした伸びやかな酸味を、骨太ながらも口当たりキメ細やかなタンニンが包み込んだ、パワフルかつエレガントなフレーヴァーがアタックから口中いっぱいに広がり、心地良いアルコール感とスパイス、ミネラル、土っぽいエッセンスを含んだ、葡萄の複雑でコク深い風味が長く持続。

厳格かつ芳醇な均整の取れたスラクチャ―、完全に「バローロ」です。(笑)
元々は、2008年のファースト・ヴィンテージリリース時、バローロになる規定をクリアしていたにもかかわらず、難癖?をつけられ、D.O.C.G.バローロとして認められなかったことが発端だったようですが、「農民を苦しめる官僚に対する静かな抵抗として、ボルゴーニョの中でも最高のワインのひとつであるこのワインに名前はつけないことにしたのさ」(アンドレア・ファリネッティ オーナー談)とのこと。
まさに「己の哲学」を表現した、「反逆のバローロ」。(^^♪

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 ☆ピアン・デッレ・ヴィーニェ/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(2019)

イタリアワイン界の名門中の名門「アンティノリ」が1995年から所有するトスカーナ州のワイナリー「ピアン・デッレ・ヴィーニェ」の“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”2019年VT。

■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、シエナ、モンタルチーノ
■生産者/ピアン・デッレ・ヴィーニェ(アンティノリ)
■格付/D.O.C.G.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ・グロッソ(100%)
■ALC/14.5%

アタックは力強く、少々のドライなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と引き締まった伸びやかな酸味がストラクチャーを形成。タンニンは厚みがあるものの、質感シルキーでバランス良く溶け込んでおり、スパイス、ミネラル、程良いアルコール感を含んだ、葡萄の洗練されたコク深い旨味が余韻として長く持続。

果実・酸・タンニン・樽の風味が高次元でバランス良く融合、「それぞれの土地の伝統、個性、歴史を生かす」という「アンティノリ」の理念通り、それまでのワイナリーの製法を継承した、トスカーナの陽光と大地を感じさせてくれる、力強さと優美さを兼ね備えた「威風堂々」した味わいのブルネッロ。(^^♪♪

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 ☆シャトー・ジンコ(2018)

仏・ボルドーで初の日本女性醸造家「百合草梨紗」女史が2015年に立ち上げたワイナリー「シャトー・ジンコ」のトップ・キュヴェ、“シャトー・ジンコ”2018年VT。

■ヴィンテージ/2016年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/有機農法
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、カスティヨン・コート・ド・ボルドー、サンフィリップ・デギュイユ
■生産者/シャトー・ジンコ
■品質分類/A.O.C.カスティヨン・コート・ド・ボルドー
■セパージュ/メルロー(100%)
■ALC/14.5%

少々のドライなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と心地良いコクを感じるしなやかな酸味を、肉厚ながらも口当たりシルキーな熟れたタンニンが絶妙に溶け込んだ、洗練されたソフトなフレーヴァーがアタックから口中いっぱいに広がり、中盤から余韻に向けて心地良いビター、スパイス、ミネラル、アルコール感を含んだ、凝縮された葡萄の奥深い旨味が長く持続。

粘土質に砂利や石灰岩が混在した土壌から、凝縮した力強い葡萄が育つと言われるボルドー右岸のカスティヨン・コート・ド・ボルドー。
まさにそのテロワールの個性と造り手の真心が調和したかのような、骨太ながらも緻密なストラクチャー、甘味・酸味・渋味が混然一体となった、複雑性の高い落ち着きのあるテクスチャー感じるVIN ROUGE。(^^♪

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 ☆チェルヴァロ・デッラ・サラ/カステッロ・デッラ・サラ(2022)

イタリアワイン界を代表する名門「アンティノリ」が所有するウンブリア州のワイナリー「カステッロ・デッラ・サラ」のフラッグシップワイン、“チェルヴァロ・デッラ・サラ”2022年VT。

■ヴィンテージ/2022年
■種類/白
■タイプ/辛口
■栽培/有機栽培
■農法/ビオディナミ農法
■認証/ユーロリーフ
■生産国/イタリア
■生産地/ウンブリア州、テルニ、フィックレ
■生産者/カステッロ・デッラ・サラ(アンティノリ)
■格付/I.G.T.ウンブリア
■セパージュ/シャルドネ(93%)、グレケット(7%)
■ALC/13%
長く持続。

アタックはまろやかで、しっかりとしたフルーティーな果実味と伸びのある綺麗な酸味が融合したリッチなフレーヴァーが広がり、中盤からはそれらのニュアンスにヴァニラやクリーミーな質感が味わいにさらなる深みを付与。柑橘系のほろ苦さと豊富なミネラルを含んだ、芳醇かつエレガントな風味が余韻に向けて長く持続。

果実味・酸味・ミネラルの調和がお見事の一言。樽の使い方も非常に洗練されており、溶け込み具合が秀逸。
「モンラッシェを意識して…」とのことですが…ブルゴーニュ的な優美さを持ちながらも、しっかりとイタリア中部(ウンブリア州)のテロワールを反映している傑出した一本。(^^♪

そして…2025年の「日々是葡萄酒大賞」は…
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 ☆ザ・ライオン/ザ・ヘス・コレクション(2014)

スイスの起業家ドナルド・ヘス(故人)が1978年に設立したワイナリー「ザ・ヘス・コレクション」(現:ヘス・パーソン・エステート)が良年の収穫年しか造らない最高峰の1本、“ザ・ライオン”2014年VT。

■ヴィンテージ/2014年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アメリカ合衆国
■生産地/カリフォルニア州、ノース・コースト、ナパ・ヴァレー、マウント・ヴィーダー
■生産者/ザ・ヘス・コレクション(ヘス・パーソン・エステート)
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(82%)、マルベック(17%)、プティ・ヴェルド(1%)
■ALC/15%

アタックは力強く、濃厚かつ芳醇な果実味が広がり、緻密で滑らかなタンニンと引き締まった酸味が見事なまでのストラクチャーを形成。中盤からはカシスリキュールのようなコク深い風味と葡萄のジューシーさ、チョコやコーヒーのようなビターな要素が重層的に広がり、しっかりとしたミネラルと心地良いスパイス、樽熟成由来の複雑性の高い奥行きと広がりを感じさせる葡萄のリッチなフレーヴァーが余韻として長く持続。

ナパの寛容さとボルドーの伝統的な構築美が高次元で融合した、威厳と親しみやすさを兼備したカベルネ・ソーヴィニヨン。
勇猛果敢なライオンが、円熟の境地へと向かう一歩を踏み出したかのような壮大な物語の序章を連想させる、飲み始めから終わりまで、終始圧倒された至高の一本!
2025年にいただいたワインの中で間違いなくNo.1でございました。(^^♪

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以上、昨年いただいたワインの中から5本をチョイスさせていただきました。

毎年のことですが、2025年も素晴らしいワイン達に出会えたことに感謝!(^^♪
さて、今年はどのようなワイン達との出会いがあるのか…「ワインとの出会いは一期一会」、本当に楽しみです!
それでは、2026年も「ゆる~りとマイペース」(笑)で更新して行きますので、どうぞよろしくお願い致します。m(__)m

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