R30スカイライン 1800グランドハイ・サルーン | S46Bの部屋

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昭和46年(S46)生まれ、B型のヲッサンS46Bです。クルマ、特撮を中心に昭和なネタを、マイペースで書き綴って行きます。

 低グレード車フェチなオラ。そんな低グレード車の中でも激萌えなのが、日産 R30型スカイラインの末期(1985年=昭和60年)に発売された特別仕様車「グランドハイ・サルーン」! その専用カタログも存在していて、そのカタログが通常の特別仕様車に比べ厚く、情報量も多く、日産がこの「グランドハイ・サルーン」を推していたのが分かります。 

 

 

 そんなR30スカイライン 1800「グランドハイ・サルーン」。ベースは、4ドアセダン「1800TI」 。6気筒2000の「GT」ぢゃなく、4気筒1800の「TI」=「ツーリングインターナショナル」です。R30型スカイラインのフロントノーズは、6気筒と4気筒での長さの違いは無く、4気筒の「TI」でもロングノーズのカッコ良いプロポーションを実現していました。テールを見ると丸じゃないんで、一発で「TI」って分かっちゃうけど。でもオラ、丸ぢゃない「TI」のテール、大好きなんですよね。

 

 

 そんなR30スカイライン 1800グランドハイ・サルーンのインパネです。特別仕様車とはいえ、タコメーターは装着されず、タコメーターの位置には「アナログ時計」が付いていました。当時は、トルコンぢゃなく、マニュアルミッションが主流でもありました。叔父(親父の弟)なんて、カックンカックン(変速ショックの事)するトルコン何て気持ち悪くて乗れられね~わ~と言って、マニュアル車に乗っていましたね(笑) そんな叔父も今では、CVTのオートマに乗っていますが。まぁCVTはカックンカックンしないのでオートマ大っ嫌いの叔父の許容範囲なんですかね?(笑) 

 

 

 シートは、特別に仕立てられたグレイの最高級モケット地。当時の低グレード車のシートはビニールレザーが一般的だったので、このモケット地は、充分に豪華さを演出したシートでした! デザインはシンプルですね。でも、パサージュ系のルースクッションシートよりも、こっちの方がスカイラインらしい形だと思います。ルースクッションは、やっぱセド・グロ、ローレルが似合うんぢゃないかなぁ?

 

 

 装備も豪華ですね。ブロンズガラス、チルトステヤリング、フリーシートセッター(シート上下調整機能)、ランバーサポート、電動リモコンドアミラー、カセットステレオ&AM/FMマルチラヂヲなど上級グレードに装着される装備が特別装備として設定されました! 特に、茶色いブロンズガラスは当時、高級車を中心にかなり採用されていたけど、今では絶滅してしまいましたね。結構好きだったんだけどな~。

 

 

 エンヂンは4気筒の1800 CA18型SOHC&カーブレーター仕様でグロス100馬力です。

 

 

 そして、当時の高級装備の筆頭であった「エヤコン」! そんな「エヤコン」も標準装備とした「グランドハイ・サルーン」でした! 今じゃ殆どのクルマで標準装備ですが、当時は2000ccクラス以上の最上級グレードじゃないと標準では付いていませんでした。

 

 

 そんなR30スカイライン「グランドハイ・サルーン」シリーズのバリエーションです。この装備が充実してお買い得な「グランドハイ・サルーン」がメインですが・・・・・。

 

 

 シートがビニールレザーになったりと装備が簡素化されつつも、エヤコンは標準装備とした廉価グレードの「ハイ・サルーン」。

 

 

 そして、日産純正ピュアトロン(空気清浄機)やネオンコントロールランプ、サイドバイザー、ADスタイル度キャップを装着した、上級グレードの「グランドハイ・サルーンX」も設定されました。

 

 

 そんな「グランドハイ・サルーン」シリーズですが、販売戦略もカタログから見て取れます。当時のサニー、パルサー、ライバルのカローラ、スプリンターなど所謂「大衆車」からのステップアップを狙っていましたね!

 

 

 実際、価格も大衆車と大差ないお得な価格設定でした。

 

 

 そんな、お買い得なスカイラインを購入したお客様の声もカタログに掲載されて、大満足の声多数👍

 

 

 日産 R30スカイライン 1800グランドハイ・サルーン、ほんと萌え萌えなグレードですね👍

 

 

 そんなR30スカイラインのCMです。1984年のCMなので、1800グランドハイ・サルーンも販売されていた時期ですが、登場するグレードは、2000GT-EXターボです。って、やっぱスカイラインのメインは「GT」ですからね!