ウルトラQ。円谷プロが放った、令和の現在まで続く大ヒット作「ウルトラシリーズ」の第一弾! 1966年(昭和41年)1月2日から7月3日まで、TBS系列で毎週日曜19:00 ~19:30、全27話が放送されました。
その主人公「万城目淳」の愛車が・・・・・。
プリンス スカイラインスポーツ コンバーチブルでした👍 1962年(昭和37年)に発売された、生産台数約60台の超希少車です!
ウルトラQ 第17話「1/8計画」にも、主人公「万城目淳」の運転で登場しています👍 「総天然色ウルトラQ」の映像を見ると、ボディカラーは「赤」ですね! そして、ホワイトリボンタイアが洒落てますね。
そんなフルオープンの赤いスカイラインスポーツに乗っている、「万城目淳」、「江戸川由利子」、「戸川一平」、素敵です👍
赤いスカイラインスポーツの「赤」の正式カラー名は、「カーニバルレッド」です! 当時のカタログ(復刻版)より。その名の通り、鮮やかな「赤」。
そんなプリンス スカイラインスポーツ コンバーチブルを特集した記事が、月刊ドライバー 1972年(昭和47年)5月20日号! 今から、51年前の自動車雑誌です。此処で、鋭い方なら、何故1972年?って思うでしょう。そう、スカイラインスポーツが発売になったのは、1962年。発売から10年後の雑誌です。
このコンバーチブルのスカイラインスポーツの試乗記「秩父路を走ったスカイラインスポーツ」! 新車の試乗記ではなく、10年落ちのちゅうぶるが、どのような走りをするのか?という記事。所で、スカイラインスポーツ コンバーチブルはウルトラQの劇中、結構登場していましたが、全て「フルオープン」状態。幌を被った状態での登場は、皆無だったかと思います。
そんなスカイラインスポーツの幌を被った状態での試乗記! かなり珍しいですね👍 エンヂンは、プリンス グロリアにも搭載されていたGB4型直列4気筒OHV。排気量は1900ccで、最高出力94ps/4800rpm、最大トルク15.6kgm/3600rpmを発生しました。トランスミッションはコラムシフトの4速マニュアルで、最高速度は150km/h!
そんなプリンス スカイラインスポーツの走り・・・・・。やはり、排気量の余裕もあり、80km/hからの追越加速を力強くこなす一方、1速がノンシンクロなので、街中のノロノロ運転は苦手みたいです。この月刊ドライバーが発行された1972年頃は、既に多くのクルマのマニュアルミッションは「フルシンクロ」化されていました。やっぱ、10年落ちとなると、メカニズムの古さも目立って来てはいましたね。
内装は、内張からシートまで、全て「本革」! 超豪華仕様👍 所で、スカイラインスポーツのインパネには、幾つかのバリエーションがありました。っというのも、このスカイラインスポーツには、タコメーターが付いていませんが、タコメーター付きの多連メーター仕様もありましたね。
そんなプリンス スカイラインスポーツの復刻版カタログです。
今見ても、このオープンボディ! 魅力的なデザインです👍 「ジョバンニ・ミケロッティ」がデザインしたスタイルは、令和の今見ても、ホント美しいです!!
昭和30年代に、白い本革の内装! プリンス自動車のセンスの良さを感じます👍
最後に、カーニバルレッドの「スカイラインスポーツ」が登場した、ウルトラQ 第17話「1/8計画」のダイジェスト映像です!
プリンス スカイラインスポーツ! 日本のクルマの歴史、そして特撮の歴史に刻まれる、貴重なクルマかと思います。